延長3.7ｋｍを誇る緑溢れる都内最大の親水公園。季節の花々とアートも楽しめます。

公園案内図

仙台堀川は江東区を流れる河川で、川に沿って仙台堀川公園があります。「区民の森」がテーマの特色ある７つの森を中心に、池や川遊びのできる親水施設なども整備されています。陶壁や彫像などの芸術作品も多く、見どころが多い公園なので今回は旧桜井橋～砂町橋（丸八通り）までをご紹介させて頂きます。

公園案内図

7つの森のうちの「ふれあいの森」や桜並木などがあるエリアです。

旧桜井橋～砂町橋（丸八通り）までの案内図

桜の名所

仙台堀川公園は桜の名所として知られています。３月末〜４月上旬にかけては桜祭りが行われ、夜6時から9時までライトアップされます。旧境川橋から区道 117号線の間のエリアは川沿いに桜並木が続きます。

桜祭り

桜並木

川にせり出すようにして、桜が枝を伸ばしています。ひたすら続く桜並木。今回は桜を期待しての訪問でしたが、残念ながら数輪しか咲いていませんでした・・・満開になったら、さぞ綺麗でしょう。

桜並木

水に親しむ公園

公園の各所に池や釣り堀、親水広場などがあります。写真は旧松本橋近くにある「八ツ橋の池」です。

八ツ橋の池

ワンダフル水路

「八ツ橋の池」の近くに「ワンダフル水路」という親水広場があります。イルカに乗った少年の像がありました。（なぜかドヤ顔です。）夏場は川の水を利用して水遊びができるようです。暑い季節には子供たちの歓声が公園に溢れそうですね。

イルカに乗った少年の像

遊具広場と屋台

桜は咲いていませんでしたが、道沿いに数件の屋台が出ていました。広場にはスプリング式遊具もありました。

遊具広場と屋台

ツルツルお山のおすべり

桜のエリアには石の山もありました。山はつかまるところが何もないので、登るには気合いと助走が必要です。山の下は砂場になっています。

つるつるすべる石の山

四季を楽しめる公園

桜以外にも様々な植物が植えられていています。写真は旧桜井橋近くの花壇の様子です。中央の白い囲いの中には、色々な種類のバラが植えられていました。

旧桜井橋近くの花壇

ふれあいの森

旧境川橋近くの「ふれあいの森」には各都道府県の県木か県花のどちらかが植えられています。自分の出身県の木や花を探すのも面白そうですね。

出身地の木花を探そう

旧大石家住宅

「ふれあい広場」には江東区指定有形文化財の旧大石家住宅があります。区内最古の民家ということで、茅葺き屋根が歴史を感じさせます。土日のみですが、建物の中も見学することができます。

江東区指定有形文化財の旧大石家住宅

花のパーゴラ

写真は砂町橋近くの「花のパーゴラ」です。ゴールデンウィークの頃には見事なフジが見れそうですね。

花のパーゴラ

アートな公園

公園内には多くの芸術作品があり、「ふれあいの森」のあたりでもアートが楽しめます。写真は「夜明け」というタイトルの陶壁です。力強さを感じます。

「夜明け」というタイトルの陶壁

海のテーマの壁画とベンチ

こちらも「ふれあいの森」近くの色使いが美しい壁画。前のベンチは背中を伸ばせるように流れるようなフォルムです。青い海の中にいるような気持ちで体を伸ばしてみましょう。

海のテーマの壁画と背伸ばしベンチ

船のオブジェ

アートなのか遊具なのか不明ですが、桜並木の傍らにカラフルな船のオブジェもありました。

船のオブジェ

公園内には他にもゲートボール場や健康器具などがあり、ランニングやウォーキングを楽しんでいる人たちも大勢見かけました。
多くの人たちが思い思いの時を過ごしている仙台堀川公園。これからの季節、水辺を散策してみてはいかがでしょうか。
まだまだ見どころ満載なので・・・続きは今度ご紹介したいと思います。

Written by みな（PARKFULライター）
好きな公園：行船公園（東京）・向島百花園（東京）・奈良公園（奈良）
千葉県市川市在住の公園大好きな一児の母です。娘（Ｈ25年1月生）のため大規模遊具を求めて、東京や千葉の公園に出かけます。交通手段は主に自転車。最近、口が達者になった娘に振り回される日々・・・。

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