緑豊かな防災の拠点。スポーツやレクリエーションの場として親しまれています。
案内図
東白髭(ひがししらひげ)公園は隅田川に沿うように広がる都立公園です。公園を含む広範囲は海抜ゼロメートル地帯。たくさんの住宅や工場があり、震災などの際は大災害となる危険が高いことから、東京都は公園を防災拠点として整備しました。大地震や火災が起きた時には、避難広場となります。
シンボルタワー
南北に広がる公園のほぼ中央にはシンボルタワーがあります。防災の拠点にふさわしく、江戸時代の町火消のシンボル「まとい」の彫刻です。何だか渋くて、頼りがいのありそうですね。
墨田区は葛飾北斎ゆかりの地
シンボルタワーの近くに、『すみだが誇る世界の絵師 葛飾北斎が描いた風景をたどろう』と題された案内板がありました。江戸時代後期の浮世絵師、葛飾北斎は現在の墨田区に生まれ、90年の生涯のほとんどを墨田区で過ごしたといわれています。各作品の題材となった場所や北斎ゆかりの土地にQRコード付の案内板が設置されているそう。スマホなどを片手に、散策の旅に出かけてみるのも面白そうですね!
小野球場
園内にはテニスコートなどのスポーツ施設も充実しています。公園の中ほどには野球場があり、少年たちが練習に励んでいました。
遊具
公園の南側に進んでいくと、遊具のある広場があります。子供たちがすべり台やブランコなどで楽しそうに遊んでいました。
遊具(?)
身長計がついた遊具(?)もありました。
南池
公園の南北の端には、災害時のための池があります。撮影時は5月下旬でしたが、南池の上では大小色様々な鯉のぼりが泳いでいました。毎年ゴールデンウィークに「すみだ鯉のぼりフェア」が行われているそうです。
東京スカイツリー
池の隣、南広場からは東京スカイツリーも良く見えます。夜に訪れたら、ライトアップされたツリーも楽しめそうですね。
ゲートボール場
公園の南端まで来たので、今度は北エリアにも赴いてみました。途中にはゲートボール場。川の近くなので、遮るものも少なく開放感がある広場です。
北エリアの遊具
北エリアにも遊具があります。すべり台のたくさん付いた複合遊具。赤色がメインなので明るくて楽しい感じがします。
雲梯の付いた複合遊具
もう一つ、雲梯とすべり台の複合遊具もありました。公園に沿って高層マンションや都営アパートが立ち並んでいるので、子供たちの楽しい遊び場となっていそうです。
満開のヤマボウシ
北池のほとりでは、ヤマボウシが満開でした。園内には多くの木々が茂り、季節ごとに様々な花が楽しめます。
東白髭公園はスポーツ施設や遊具が充実しているほか、すぐ隣にお寺や神社などもあり、歴史を感じながらの散策も楽しめます。隅田川沿いに広がる緑豊かな公園ですので、是非訪れてみて下さい。
Park Information
開園時間 | 常時開園 | 休業日 | |
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入園料 | 無料(一部有料) | 駐車場 | なし |
住所 | 東京都墨田区堤通二丁目 | ||
地図 | |||
アクセス | 東武スカイツリーライン「鐘ヶ淵」から徒歩7分 | ||
公式サイト | https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index012.html |
好きな公園:行船公園(東京)・向島百花園(東京)・奈良公園(奈良)
千葉県市川市在住の公園大好きな一児の母です。娘(H25年1月生)のため大規模遊具を求めて、東京や千葉の公園に出かけます。交通手段は主に自転車。最近、口が達者になった娘に振り回される日々・・・。