[Case Study]豊島区:公園や地域の多様なデータから、公園の活用ポテンシャルを量る

豊島区とコトラボが連携協定を締結

豊島区では2014年、消滅可能性都市との指摘を受けたことからまちづくりの方針を見直し、現在「わたしらしく、暮らせるまち」をコンセプトに、女性や子育て世代をはじめとした多様な人々が長く暮らしやすい街を目指して、さまざまな施策に取り組んでいます。その一環で2017年より試験的にスタートした小規模公園活用プロジェクトは、小規模公園の活用を通じて、地域コミュニティの活性化や地域住民の主体的な活動につなげていくための事業です。
コトラボでは、まず各公園の現状を把握するために、区内164公園すべての調査とその分析を担当させていただきました。そして、活用に影響すると想定される評価項目を13個、独自に設定して、それぞれの活用ポテンシャルを点数化しました。豊島区では、この点数評価を参考にして、本年度活用に取り組むモデル公園を絞り込み、これから年度末にかけて具体的な活用企画にチャレンジする予定です。(2018/10/22)

豊島区とコトラボが小規模公園活用プロジェクトにて協業 〜PARKFULの新たな活用モデルへ〜

2018.10.22

背景・経緯

消滅可能性都市

少子化や人口移動に歯止めがかからず、将来に消滅する可能性がある自治体を指す。
豊島区は23区で唯一、その名が上がった。

➔ 女性に優しい 子育てしやすい街へ

  • 待機児童対策による保育園の充実
    – 保育園の園庭利用としての公園利用
  • 地域をとりまく環境の変化
    – 地域コミュニティの希薄化
    – 町会の高齢化・担い手不足
    – 新しい地域の担い手の芽、台頭

➔ 小規模公園の現状

数は多いが活用されていない小規模公園

➔ 小規模公園活用プロジェクト

  • 小規模公園の活用を通じて、地域コミュニティの活性化や地域住民の主体的な活動につなげていく
  • 公園活用を駅周辺だけでなく区内全域へ展開

プロジェクトの概要

プロジェクトの前提条件

  • 164の公園すべてを同時に行うことはできない ➔活用のポテンシャルのある公園からまず着手
  • 住民主体の継続性のある活動につなげる ➔地域の担い手の発掘や関係構築

プロジェクトの流れ

【コトラボ】活用に影響すると想定される評価項目の調査・分析
・現地訪問し公園設備や周辺環境の実態調査
・担い手の存在、地域課題の有無など区の保有する情報の精査

PARKFULにおける本プロジェクトの位置付け

PARKFULが目指すのは、公園が地域コミュニティの核となる社会であり、そのために公園の情報をより良い公園づくりへとつなげていくことです。豊島区と取り組む本プロジェクトでは、公園を利活用することにフォーカスし、多角的な公園の情報を積み重ねていくことで、公園のポテンシャルを評価することに挑戦しました。これは、PARKFULが目指す、より良い公園づくりのための情報活用のモデル的プロジェクトであると位置付けています。

PARKFULでは引き続き、各自治体様との情報連携を進め、情報活用につなげていくための仕組みづくりに取り組んでまいります。

〈区長インタビュー〉小さな公園から街を変える

豊島区といえば、近年最も話題となった公園事例のひとつ「南池袋公園」のある街。2020年を目標に、池袋駅を中心としてさらに3つの公園整備を進めており、公園による地域の賑わいづくりに精力的に取り組んでいる自治体です。そんな中で今年度、小規模公園に着目したプロジェクトが始動しました。豊島区がなぜこのような“公園まちづくり”に取り組むのか、豊島区長 高野之夫氏にお話を伺いました。

小さな公園から、まちを変える。豊島区が描く“公園まちづくり”の未来とは? 〜豊島区長 高野之夫氏インタビュー〜

2018.11.05

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