かつて刈谷城があった場所に約650本もの桜の木が植えられた桜の名所。

春には刈谷市の西の名所として桜祭りが開催され、北の名所である洲原公園とならび多くの観光客で賑わいます。亀城公園の名前は、かつて刈谷城が亀城と呼ばれていたことに由来するそうです。

広い池を囲むたくさんの桜の木

かつてはお堀であった場所を活かしてつくられた大きな池。その周囲を取り囲むように、たくさんの桜の木が植えられています。

春になると、きっと見事な花を見せてくれるのでしょう。池を渡る赤い欄干の橋が、城跡らしい雰囲気を作り出しています。

周囲を桜に囲まれた池と、赤い欄干の橋

桜の季節が楽しみになる、美しい池

広い芝生がきもちいい！　遊具もある多目的広場

広々とした芝生に、砂場、滑り台、鉄棒など、どちらかというと幼児向けの遊具をそなえた多目的広場。遊具のそばのベンチは、ちょうど木陰にあり、一休みをするのにちょうど良さそうです。

また、駐車場のすぐそばという配置も、子供連れにはうれしいところです。

多目的広場の遊具。この日も親子連れが楽しそうに遊んでいました

ユニークな形のスプリング遊具。幼児さんなら2人くらい一緒に乗って遊べます

のどかな光景が広がっています

多目的広場のすぐ横にあるトイレの建屋。男女トイレの他、オムツ換え台などもそなえた多目的トイレがあります。すりガラスに囲まれた、明るいトイレです。

白い壁がお城を思わせる屋外トイレ

本丸跡地に作られた日本庭園

多目的広場などから木々の間の道を登っていくと、本丸跡地に出ることができます。

日本庭園などがあるのですが、この区画は再整備事業の途中のため、立ち入りはできるものの、やや閑散とした雰囲気になってしまっています。

静かな日本庭園

公園の歴史を語る石碑。時の流れを感じます

木々の間にひっそりと佇むモニュメント。親子の姿でしょうか

木立に囲まれた静かな広場

かつては刈谷城の裏門があった場所は広場になっており、遊具が並んでいます。多目的広場に比べると、対象年齢はやや高くなるかもしれません。飛行機型のスプリング遊具の他、すべり台、シーソー、ブランコ、回転遊具などがあります。

静かな公園

ブランコ。奥の椅子型のものならば小さなお子様でも乗れそうです

今は珍しくなりつつある回転遊具

広場にはとても見事な藤棚がありました。こちらも春には見事な花を見せてくれるのではないでしょうか。

見事な藤棚。春が楽しみです

進行中の再整備事業

再生事業の案内板。予想図に心が踊ります

多目的広場の周囲はすでに整備が終わっていましたが、かつて本丸があった付近は現在再整備事業の途中でした。少しずつ姿を変えていく亀城公園に繰り返し足を運ぶことで、変化を実感してみるのも楽しみの一つかもしれませんね。

Written by りう（PARKFULライター）
デンパーク（安城市）、愛知健康の森公園（大府市）
愛知県で子育て中のフリーライター。童心に返って子供と一緒に公園で遊ぶのが大好き！主に我が子を追いかけていたカメラのレンズを公園にも向けて、現地からの声を届けます！

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