札幌市清田区の住宅地近くにありながら、自然が多く残されています。森林と芝生のバランスが良く、子供たちが遊ぶには最適。野鳥も多く棲むため、観察に訪れる人も少なくありません。

案内図

さあ、冒険の始まりだ

まるでジャングルのように茂った清田緑地は、子供たちの冒険心を刺激します。芝生広場でルートを確認して、探検を開始します。

探検を開始！

ワイルドな木製階段

景観を損なわないように架けられた木製の階段が雰囲気を盛り上げます。

景観を損なわないように架けられた木製の階段

雰囲気を盛り上げます

四阿（あずまや）に到着

清田緑地にはキタキツネやマムシも生息しているようです。野生のキツネにはエキノコクスと言う寄生虫を持っていることがあるそうなので、見かけても触ったり、エサをあげたりせず、遠くから見守ってくださいね。

野生動物に注意

野鳥の宝庫

バズーカ―砲のようなレンズを付けた人が写真を撮っていたので、何がいるのかと見てみると…

何がいるのかと見てみると..

これは珍しい。アカゲラですね。北海道でもめったに見ることができない珍しい野鳥です。こんな住宅街の近くに巣作りをするとは驚きです。

アカゲラです

巣の中に、生まれたばかりのヒナがいるようで、何度も飛び回っては、エサを運んでいます。

巣の中に、生まれたばかりのヒナがいるようです

ヒナの危機

そこにカラスが登場。親の留守中にヒナを狙っています。それに気づいた親鳥は、大きな声でキョッ、キョッと鳴いて威嚇します。カラスの大きさはアカゲラの10倍もあります。ケンカになっては勝ち目はありません。

カラスが登場！

それでも懸命な威嚇が続きます。まわりで見ている人たちは固唾を飲んで見守っていました。

親鳥の懸命な威嚇が続きます

カラスが 諦めて去ると、安堵の空気に変わりました。親鳥は「おーい、みんな無事だったか」と、巣をのぞき込んでいます。

「おーい、みんな無事だったか」

この緑地には感動がある

ウチの近所で、こんな自然界の攻防が繰り広げられていることに感動しました。耳を澄まして鳥の声を聴いてください。木に目を移すと、こんな光景が見れるかも知れませんよ。

自然界の攻防

道路から5ｍも入れば別世界。そこに感動が待っています。天気の良い日に、双眼鏡やカメラなど持って、訪れてほしい緑地です。

Written by Masakazu（PARKFULライター）
好きな公園：平岡公園・野幌森林公園
バイク、クルマ、動物園、水族館、ビール、アクションスポーツが大好きです。最近１眼レフを買ったので、あちこちに出向いて写真を撮っています。

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