愛知県津島市にある天王川公園は、水上の交通路として人々の生活を支えた天王川の流れを現在も丸池として園内に残す、歴史にゆかりのある公園です。
津島市は藤の名所として知られ、中でも天王川公園の藤棚はぜひ一度は訪れたい絶景のひとつ。今回は藤の花をはじめとする天王川公園の魅力をご紹介します。
藤棚
12種類もの藤の花が咲き誇る天王川公園の藤棚は、なんと5,034㎡もの広大な面積。その風光明媚な姿を愛でようと、藤の花の咲くころに多くの人が訪れます。
シンボルツリー
天王川公園のシンボルツリー、「天翔の藤」はなんと一本の九尺藤。ひとつの木とは思えないほどの大きな藤棚は、天女の羽衣を思わせる美しさです。
中之島
橋を渡って行く中之島にも藤棚があり、睡蓮の葉が中之島の周囲を囲っていました。間もなく迎える初夏には、その可憐な花を咲かせます。橋から鯉にエサをあげる人、中之島を散策する人、座って木々花々や水景を楽しむ人などゆったりとした時間が流れています。
遊園地
天王川公園の遊園地には、大型遊具やブランコ、健康器具などが設置されています。中でも大型遊具にはすべり台がいくつもあって、子どもたちはそれぞれお気に入りのすべり台を見つけ思い思いに遊んでいます。
歴史の散策路
天王川公園の園内には、津島市を代表する人物の像や歴史を刻む石碑がいくつも存在します。園内を散策しながら歴史探訪にでかけませんか?
天王川公園は、藤のほかにも桜や睡蓮など季節の花々を楽しむ人、子どもたちと一緒に遊園地で遊ぶファミリーなど多くの人でにぎわいます。
毎年4月下旬~5月上旬に尾張津島藤まつり、夏には尾張津島天王祭が行われ、多くの人から親しまれています。天王川公園内をゆっくり散策すると、歴史の面影を感じることができるかもしれませんね。
※この記事は津島市の許可を受け、取材・撮影を行っています
Park Information
開園時間 | 常時開園 | 休業日 | なし |
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入園料 | 無料 | 駐車場 | あり(藤まつりの期間有料) |
住所 | 愛知県津島市宮川町1丁目 | ||
地図 | |||
アクセス | 名鉄電車「津島」駅下車徒歩約15分 | ||
公式サイト | http://www.city.tsushima.lg.jp/shokai/kankouannai/tennougawakouen.html |
好きな公園:グリーンセンター公園(埼玉県川口市)、舎人公園(東京都足立区)、タイヤ公園(東京都大田区)
わんぱく長男と肝の座った長女、二人の母です。上の子は体を動かすことが大好きなので、あちこちの公園へ行きます!