東京臨海広域防災公園は、国営公園と都立公園が融合した全国でも珍しい公園です。さらに「そなエリア東京」という防災体験ができる学習施設も国営公園エリア内にあります。ここ東京臨海広域防災公園は首都圏で大規模な地震災害等が発生した時、国や地方公共団体等の緊急災害現地対策本部が設置され公園全体が指令機能を持つ場所になるのです。「シン・ゴジラ」のロケ地としても有名です。そなエリア東京を中心に公園全体をご紹介します。
とにかく広い公園!防災体験ができるそなエリア東京が併設
国営公園は6,7ha、都立公園は6,5haの面積を誇ります。広大なスペースが自慢でのんびりゆったり過ごせます。春から秋にかけては花が咲き緑もあふれ憩いの場になります。東京湾から吹く海風も心地よく、ピクニックも楽しめます。防災体験ができるそなエリア東京が併設されており、防災を身近に感じてもらえるよう、公園の随所で工夫が見られます。
施設の中は快適に過ごせる!カフェでは非常食の購入もできる
そなエリア東京の入館料は無料で、防災体験もできます。施設の中も快適に過ごせるスペースが揃っています。カフェでは非常食の購入もできます。こどもが遊べる簡単なおもちゃも売っています。
72時間どう生き残る?タブレット端末を使いながら地震と避難までを実際に体験
このオレンジ色の扉の向こうからは、地震と避難を実際に体験できる「東京直下72h TOUR」ゾーンになります。マグニチュード7,3、最大震度7の地震が発生したと想定しての避難方法を学びます。タブレット端末を使いクイズに答えながら学習するので子供から大人まで楽しく学びつつ、しっかりと生き抜く知恵が身につきますよ。
様々な防災グッズの展示や実際に工作もできます。学習ゾーンは全部で9箇所。模型もあり見て、触れて体験できます。
このオペレーションルームでシン・ゴジラの撮影が行われた!
ここオペレーションルームは、実際に首都圏で地震などの災害が発生した時緊急災害現地対策本部が設置される司令塔になります。一般の人は入れませんが見学窓からのぞけます。映画シン・ゴジラはこのオペレーションルームで撮影されたそうです。
海が見える屋上はお弁当を広げるのにピッタリ!
こちらは屋上庭園のデッキです。広々としていて海も見えます。芝生もあり、春から秋にかけては花が咲くのでより楽しめる空間になります。お弁当を広げたり、のんびりしたりと思い思いに楽しめる穴場的なエリアです。
実はこの多目的広場はバーベキューエリアとして人気があるスペースです。シーズン中は大勢の家族連れなどが訪れて賑わいをみせます
広大な芝生エリアなどでは防災訓練や季節ごとにイベントも実施
広大なスペースを誇るこの公園では防災訓練や様々なイベントも季節ごとに行われています。近隣地域の憩いの場である公園でありながら、そなエリア東京はレベルの高い防災体験ができるとあって全国の学校や企業が訪れる「全国区」の防災公園なのです。
東京には素晴らしい公園がたくさんありますが、ここ「そなエリア東京」を併設する東京臨海広域防災公園はまさに穴場中の穴場公園です!
Park Information
開園時間 | 6:00~20:00(12/31~1/1休園) 【そなエリア東京】 利用時間 9:30~17:00(入場は午後4時30分まで) |
休業日 | 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し翌日休館)年末年始 |
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入園料 | 無料 | 駐車場 | なし |
住所 | 東京都江東区有明3-8-35 | ||
地図 | |||
アクセス | りんかい線「国際展示場駅」から徒歩約4分、ゆりかもめ「有明駅」から徒歩約2分 | ||
公式サイト | http://www.tokyorinkai-koen.jp/ |