渋谷区にある鍋島松濤公園はJR、私鉄、地下鉄渋谷駅から徒歩12分。大都会渋谷から徒歩圏内にあります。閑静な住宅街に位置し緑豊かで、自然湧水地と水車があることで有名な公園です。明治時代に鍋島家が茶園を開き松濤園と名付け、松濤園の中にあった池を中心とする付近一帯が現在の松濤公園です。歴史があり、由緒ある公園なのです。
入口は2か所、住宅街側と公園遊具がある正面口
鍋島松濤公園の面積は5012平方メートル、広すぎず狭すぎず、散策にピッタリです。春には桜が咲き、秋になると紅葉が楽しめるほか、サザンカやヤマツバキも咲きます。ケヤキなど樹木が豊富なのも特徴。公園の入口は2か所あり、住宅街側から入ると樹木が多いので森林浴が楽しめますよ。
貴重な自然湧水地の池と水車が名物
かつて渋谷区には自然湧水地が数多くあったそうです。ところが開発などで現在ではほとんど残っていないのだとか。この鍋島松濤公園の池は数少ない自然湧水地なのです。水車も名物です。まるで庭園のような美しい風景が、公園を訪れる人々を癒してくれますよ。
池の中州ではカメがのんびり甲羅干し。大きなコイもいる
池には大きなコイやカメなど魚がいます。鴨もどこからか飛んできて、水を飲んだり餌を探しています。お天気の良い日には、カメが甲羅干しする姿が見られます。池の周りにはベンチが設置されているので、鴨やカメをながめながらのんびりゆったりできますよ。
公園の王道!すべり台、ブランコ、鉄棒、砂場もある
公園遊具があるエリアもあります。すべり台はコンパクトサイズで幼児に大人気。今ではあまり見られなくなった砂場も。お天気の良い日には、保護者に連れられた幼児が楽しそうに遊んでいます。午後になると、学校帰りの児童や生徒が訪れています。
大都会渋谷駅から徒歩圏内にこんな静かな公園があるなんて驚きです。鍋島松濤公園は、近隣で働く人たちや地元住民の憩いの場として親しまれています。都会の喧騒に疲れた時などに、ふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
Park Information
開園時間 | – | 休業日 | – |
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入園料 | 無料 | 駐車場 | なし |
住所 | 渋谷区松濤2-10-7 | ||
地図 | |||
アクセス | 京王井の頭線「神泉駅」徒歩8分 JR・私鉄・地下鉄「渋谷駅」徒歩12分 東急バス(渋55)「東大前」徒歩6分 |
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公式サイト | https://www.city.shibuya.tokyo.jp/bunka/spot/spot/park_nabesima.html |
好きな公園は日比谷公園、中之島公園、野毛山動物園です。公園が大好きで、ヒマがあればどこかしらの公園に行ってボーっとしつつ、猫がいないか探しています。