自転車やゴーカートに乗って楽しく遊びながら交通ルールが学べる「ユーカリ交通公園」。小さな町の中にいるような園内では、信号機も交通標識もすべてがリアルです。バッテリーカー用のコースや自転車の練習に最適な幼児コースもあり、子供の成長に合わせて楽しむことができます。
乗り物はすべて無料!
公園内では自転車(補助輪あり/なし)・ゴーカート・バッテリーカーの3種類の乗り物が、中学生以下であれば何度でも無料で利用できます。自転車は108台(12~24インチ)、ゴーカートは36台あり。受付で好きな乗り物の引き換え札をもらい、職員さんに渡して乗り物と交換したら、いざ出発です。

受付のある管理棟と、自転車デビューに最適な「幼児コース」。

受付では年齢も記入します。

「左から乗るんだよ」と安全な乗り方を教わります。
リアルだから面白い!
ユーカリ交通公園では、信号もトンネルも道路標識もすべてが本物。だからこそ夢中になれる楽しさがあります。
お友達にぶつからないよう左側を走り、音の鳴る踏切では一時停止。青信号に変わると楽しそうに走り抜けていく子供たちの背中がたくさん見られました。

小さなお子様には付き添いが必要になります。

お兄さん、お姉さんたちに人気のゴーカート。

車が通らない町でたくさん走れます。
コインで動く「バッテリーカー」もあり
自転車に乗れない小さなお子様には、バッテリーカー用のコースが人気です。乗り物は、「ウマ」・「パンダ」・「消防車」・「サイドカー」の4種類。受付でもらったコインを入れると動き出す仕組みで、時間切れになったら止まるので次のお友達に交代です。回数制限はなく、コインをもらえば何度でも利用できます。

好きな乗り物の看板の前で並んで待ちます。

大人も一緒に。

ほのぼのとした空気が流れていました。
展示物もリアル!
バッテリーカーのスペースの隣では、蒸気機関車やヘリコプターに加え、消防車や救急車が展示されています。特に蒸気機関車は現役時代に地球約50周分走ったというだけあり、かなりの重厚感。乗り物を楽しんで展示物の前で記念写真を撮った後は、管理棟前に一休みできる休憩所もあります。

豪雪地帯を走っていたため、前に雪かきが付いています。

海上自衛隊で救助用に活躍していたヘリコプター。

休憩所の様子。休憩所は、乗り物の貸出時間外である12~13時でも利用可能です。
楽しみも学びもある、素晴らしい公園でした。乗り物が終わると受付へ走り、息を弾ませながら次のリクエストをする子供たち、それを見て「夢中だから、かわいいでしょ?」と仰る受付の方の笑顔が心に残る一日でした。
自転車、ゴーカートは、靴を履いて乗車してください。サンダル等での乗車はできません

Park Information
開園時間 | 9時~17時 乗り物の貸出時間:9時~12時、13時~16時(受付は15分前迄) ※12時~13時は乗り物の利用不可。休憩所の利用は可能。 |
休業日 | 年末年始(12月29日~1月3日) 施設点検日 |
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入園料 | 無料 | 駐車場 | あり(無料)※数に限りがあります。 |
住所 | 千葉県松戸市小金原1-25 | ||
地図 | |||
アクセス | JR常磐線「北小金駅」から小金原団地行き循環バスで「交通公園」下車徒歩約1分 | ||
公式サイト | https://www.city.matsudo.chiba.jp/shisetsu-guide/kouen_ryokuka/yuukari-koutuu.html |
好きな公園:国営昭和記念公園(東京都立川市)、井の頭恩賜公園(東京都武蔵野市)
情緒のある庭園も大好きです。取材を通じて出会う公園の魅力に興奮しながら撮影しています。