本記事は佐倉市産業振興課より情報提供にご協力いただき制作しました。
佐倉城址公園は佐倉城跡の中に設置されている公園で、園内には天守閣跡・空堀など城の遺構が多数残されています。天守閣跡脇の樹齢約400年の「夫婦モッコク」(千葉県指定天然記念物)をはじめ、シイやカシなどの大木がいたる所にある緑豊かな歴史公園です。天守閣跡や巨大な馬出し空堀、水堀に守られた南出丸や西出丸は市の史跡として良好に保存されており、千葉県で唯一日本百名城に選定されているほか、日本遺産「北総四都市江戸紀行」の構成文化財にもなっています。 園内には、姥が池や三逕亭(茶室)、桜や牡丹、梅、菖蒲園、紅葉などもあり、四季を通じて公園を楽しむことができます。
角馬出
椎木門に築かれた巨大な角馬出は必見です。馬出はお城の防御・攻撃の要とも言われており、当時の佐倉城の馬出は今の倍の深さがあったそうです。
本丸跡
現在は天守台が残り、周りは芝生の広場となっています。毎年春になるとたくさんの桜が咲き、桜のイベントも開催されます。
三逕亭
昭和57年に東京の乃木神社から譲り受け、解体・移築復元しました。京都大徳寺孤蓬庵忘筌を模して造られた建物です。日曜日や祝日を中心にお茶席を設けています。※事前に予約が必要です。
国立歴史民俗博物館
公園内にある、日本の歴史と文化を全世代にわたって研究・展示する唯一の国立博物館で「歴博」の愛称で親しまれています。
佐倉城址公園管理センター
公園の東端に位置し、佐倉城に関する模型や古写真、出土遺物などを展示しています。「日本100名城」のスタンプも設置されています。
1年を通じてイベントや見所が満載!
桜の名所でお花見を楽しむ
3月下旬から4月上旬にかけて江戸時代から名桜と呼ばれる13品種をはじめ、約50品種・1,100本の桜が咲き誇ります。それに合わせて「佐倉城址のさくら」が開催されます。
6月は菖蒲が咲き誇る中イベントも開催
6月上旬から中旬にかけて公園内にある菖蒲田では、紫・黄・白など色とりどりの花菖蒲約9,000株が美しく咲き誇ります。6月中旬の土日には、「菖蒲まつり」が開催されます。
クラフトフェアも開催されています
6月の上旬の土日には、「にわのわアート&クラフトフェア・チバ」が開催されます。千葉という土地に愛着を持つ「つくり手」と「つかい手」が集まるクラフトフェアで、絵画・版画などのアート作品、陶磁器・木工ガラスなどのクラフト作品、地元の食などが集まります。
秋には紅葉が楽しめる
秋には樹齢100年以上のイロハカエデが11月中旬~12月中旬頃まで、樹齢70年以上のイチョウ並木が11月上旬~11月中旬頃まで紅葉を楽しめます。
Park Information
開園時間 | 常時開園 | 休業日 | なし |
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入園料 | 無料 | 駐車場 | 195台 |
住所 | 千葉県佐倉市城内町官有無番地 | ||
地図 | |||
アクセス |
京成佐倉駅 徒歩:京成佐倉駅より 徒歩約20分 バス:駅南口、ちばグリーンバス田町車庫行き 「国立博物館入口」または「国立歴史民俗博物館前」下車→徒歩約5分 JR佐倉駅 徒歩:JR佐倉駅より 徒歩約25分 バス:駅北口、ちばグリーンバス田町車庫行き 「宮小路町」下車→徒歩約10分(くらしの植物園方向) 「国立博物館入口」・「国立歴史民俗博物館前」下車→徒歩約5分 |
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トイレ | あり | おむつ交換台 | あり(三逕亭脇の男女トイレ) |
公式サイト | https://www.city.sakura.lg.jp/0000000987.html |