10月3日(土)と4日(日)の2日間、八王子駅南口エリアに新しく完成した複合拠点である桑都の杜(そうとのもり)の開業を記念し、オープニングイベントが実施されました。4日(日)には周辺の南大通りを通行止めにした南口歩行者天国も同時開催され、多くの人が現地を訪れました。
当日の様子のレポートと八王子市担当職員の方々にイベント開催の想いを伺ってきましたので、ご紹介します!
桑都の杜が開業、芝生広場やミュージアムの様子
八王子駅南口から徒歩約10分の場所に位置する桑都の杜は、八王子中央公園と、ミュージアムやライブラリを備えた施設であるリフォームプライス杜のセンターなどからなる複合拠点です。地域の人が日常的に立ち寄り、それぞれの時間を過ごせる場所を目指して整備されました。
オープニングイベントの2日間は、入口に記念のバルーンゲートが設けられました。敷地内の芝生広場ではレジャーシートを敷いて食事をする家族連れや、遊ぶ子どもたちの姿が見られました。また、リフォームプライス杜のセンターの未来の山から広場や街の景色を眺める人もおり、新しい公園での過ごし方が広がり始めています。
リフォームプライス杜のセンターの内部は吹き抜け構造になっています。1階の八王子歴史・郷土ミュージアムでは、床面に大きく描かれたマップや日本遺産に関する写真、からくり人形などの資料が展示されており、当日は多くの来場者が足を止めて八王子の歴史や文化に関する展示を見学していました。
2階のいこいライブラリには本棚が並び、読書をしながらくつろげる空間が用意されています。屋外の自然環境と屋内の文化施設が一体となっている点が、この施設の特徴です。
南大通りを歩行者天国に。当日のプログラム
10月4日の南口歩行者天国では、普段は車が行き交う道路にテントや人工芝が設置され、歩行者が滞在できる空間が作られました。歩行者天国では、子どもから大人まで参加できる複数の企画が実施されていました。
モルックとボッチャの体験会
道路に敷かれた人工芝のエリアでは、モルックとボッチャの体験会が行われました。モルックは南口で活動するyottetteの企画、ボッチャは八王子市スポーツ振興課からスポーツ推進委員が派遣されて実施されたものです。初めてプレーする参加者同士がルールを教え合いながら一緒に競技を行う場面もありました。
街を巡るなぞときと限定トレカ配布
町会にいる謎解き作家が考案した、所要時間約1時間のなぞとき企画も行われました。参加者は南大通りだけでなく周辺地域を歩きながら解答を探します。
また、八王子市のキャラクターたちがプリントされた全15種類のオリジナルトレカが配布されました。さらに、トレカを持って桑都の杜まで足を運んだ参加者には限定のクリアカードが渡される仕組みになっており、南大通りのイベントに参加した後、桑都の杜に行く人々の姿が見受けられました。
キャラクター集合やその他の企画
八王子ビートレインズの特別映像や選手からのメッセージ動画の放映されている休憩場所や、子どもたちが楽しめる色塗りコーナーや昔ながらの遊びを体験できるエリア、さらには青空のもと親子で楽しめるヨガ企画などがありました。来場者は思い思いに参加したり、見て回ったりと、歩行者天国を楽しんでいました。
また、会場には八王子市のキャラクターたちも姿を見せ、来場者と一緒に写真撮影に応じていました。
若手職員24名と地域住民による企画の背景
今回のイベント運営の背景には、八王子市の若手職員を中心としたプロジェクトメンバーの活動がありました。全庁から立候補で集まった24名のメンバーが2月に発足し、地域の課題解決と新たなつながりの創出を目的として準備を進めました。
短期間での企画立案や多様な関係者との合意形成など、多くの調整が必要だったといいます。その中で、南口で長年活動してきた団体や地域住民と連携することで開催に至りました。このイベントは、南口周辺の環境を向上させるために地元住民と2年前から計6回にわたって開かれてきたワークショップの成果を形にしたものでもあります。
地域主体での継続に向けた今後の展望
将来的には行政の主催ではなく、地域住民が主体となって歩行者天国のようなイベントを継続して開催できる体制が目指されています。地元からは継続を望む声も上がっており、今回の取り組みはその第一歩となりました。
今年の冬には施設内でのイルミネーション企画も予定されています。新たな拠点が、今後どのように八王子駅南口エリアの場づくりに関わっていくのか注目されます。
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