旧時代の遺跡から、戦時中の軍事遺産まで歴史も学べる貴重な公園です。
公園入り口
公園北側の道路に面した入り口を入ると芝生の広場が広がっています。
桜の木もたくさん植えられており、春になると花見を楽しむことができます。
きんさんぎんさんざくら
長寿で有名な双子姉妹「きんさん・ぎんさん」にちなみ、平成12年に南区役所敷地内に植樹された淡墨桜。より多くの人に「健康と長寿」に親しんでもらえるようにと、平成25年1月にこの笠寺公園へ移植されました。
公園の中でも見晴らしの良い場所に植えられています。
色とりどりの梅林
公園全体で、約160本もの梅の木が植えられています。
遊歩道のわきにある梅林は2月中旬~3月中旬が見ごろで、赤・白・ピンクの美しい梅の花を見る事が出来ます。
公園内遊具
見晴台から下って行くと広場があります。初めて訪れた人には少し分かりづらいかもしれません。芝生広場と子どもたちに嬉しいさまざまな遊具が設置されています。
新エリア
拡張工事終了に伴い、芝生の丘やスロープができました。緩やかなスロープになっているので、容易に上にあがっていくことが出来ます。休日には芝生の丘を滑って遊ぶ家族も見受けられます。すぐそばには新しくトイレも増設されましたよ。
階段・スロープには手すりが付いています。
公園内歴史遺跡
考古資料館では、笠寺公園敷地内から見つかった土器や石器など様々な物が展示されています。入館料は無料なので、気軽に立ち寄ることができます。資料館前には無料の駐車場もあります。
住居跡観察舎では、笠寺公園内で見つかった遺構を元にした竪穴住居が復元されています。
公園の西側には笠寺観音が望めます。
高射砲砲台跡
戦時中に使用されていたと言われる、高射砲の砲台跡です。特別保護される訳でもなく、ひっそりとその場にあるので見落としてしまいがちですが、貴重な歴史遺産です。他にも公園内には弾薬庫の跡なども残っています。
出掛けるには気持ちの良い季節となってきました。新しくなった笠寺公園は子供から大人まで楽しめる公園になっていますよ。
天気の良い日には歴史に触れながら春の散策はいかがですか。新しい発見が見つかるかもしれません。
Park Information
開園時間 | 常時開園 | 休業日 | – |
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入園料 | 無料 | 駐車場 | あり |
住所 | 愛知県名古屋市南区見晴町 | ||
地図 | |||
アクセス | 名鉄電車「本笠寺」駅から徒歩10分 地下鉄「鶴里」駅から徒歩15分 市バス「笠寺西門」または「弥生町」下車 徒歩7分 |
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公式サイト | – |