仙台市都心部から徒歩圏内。地下鉄東西線があらたに開業して、ますますアクセスしやすくなりました。
南北エリアの特徴
定禅寺通りからほど近い場所にある緑あふれる西公園は、国道48号西道路によって北と南に分断されている、ちょっと変わった公園です。北から南に移動するには陸橋を渡らなければいけません。
北と南では少しずつイベント、遊具、設備などが異なりますので、ご紹介いたします。
写真の「こけし塔」は昭和36年に、戦災復興記念塔として建てられました。定禅寺通りから入ってきてすぐに見えるこちらのこけし塔、そばにある樹を凌駕する大きさで、間近で見ると驚くほど大きいです!
こけし塔のすぐそばにSL広場があり、「C60形蒸気機関車保存車両」が展示されています。
※平成28年7月29日まではSL広場整備工事のため、間近で見ることができなくなっています。
遊具(北部)
こけし塔から南に少し歩くと、子どもたちが楽しく遊べる遊具があります。
ブランコも滑り台も、通常公園で見る一般的なサイズのものとは別に、1歳~3歳の小さな子どもも安心して遊べるよう工夫されたものが設置されています。小さなお子さんの公園デビューにぴったりです。
遊歩道は石畳ではない平坦なコンクリートなので、ベビーカーを押していても歩きやすいです。また、縄跳び、自転車の練習にももってこいなんです。土曜日の午後は、たくさんの子どもたちが遊んでいます。
遊具のすぐそばには、通常のトイレのほか、車いすの方や小さなお子さん連れの方に優しい多目的トイレも設置されています。ベビーカーで遊びに来たお母さんも安心です。
杜の都づくり「植木市」 (北部)
年2回、4月と10月に植木市が開催されます。開催期間は3週間前後で、公園敷地内に無料駐車場が設けられるので、時間を気にせずゆっくりと眺めることができます。
複数の出展者がおり、植木単体だけでなく、上記写真のようにお庭の一画のような形で展示されているものもいくつかありますので、植木についてあまり詳しくない方でも、楽しく見物できますよ。
また、同スペース内にて、だんご、ラーメン、ソフトクリームなどの屋台も出ているので、小腹が空いたら緑を眺めながら休憩しましょう。
広々とした遊歩道 (北部)
西公園・北部の遊歩道は横幅があり、木々の間を悠然とした気分で歩くことができます。さまざま種類の樹が植えられているので目に楽しく、ジョギングにもお散歩にもオススメのコースです。
櫻岡(さくらがおか)花見(南部)
陸橋を渡って反対側、南部の目玉といえばやはりコレ!
昔から、「お花見といえば西公園!」と言われるほど、仙台市ではお花見会場として有名です。屋台もたくさん出ますし、有料ではありますが、テント・座布団・暖房つきの桟敷席もありますので、天候や気温を気にせずにお花見ができます。
ちなみに西公園は、明治8年の開園当初は「桜ヶ岡公園」が正式名称でした。
芝生と桜 開放的な公園(南部)
桜の開花がピークの時期は、芝生が見えなくなるほどの花見客が集まります。夜はライトが点灯するため、きれいな夜桜が楽しめます。
仙台市都心部にあるとは思えないほど悠々とした空間が、ここ、西公園には広がります。
芝生に隣接している足場のしっかりしたこの場所では、自転車の練習、バドミントン、軟球でのキャッチボールなど、子どもから大人まで体を使って遊ぶことができます。
西公園・南部もトイレがしっかり設置されているので、安心して遊ぶことができます。
西公園 南部エリア近隣の施設
お隣には大変歴史の古い櫻岡大神宮があります。また、すぐそばにはこちらもまた、古い歴史を持つ源吾茶屋さんがありますので、身体を使って遊ぶのに疲れたら、一服されるのもいいのではないでしょうか。
2015年12月に開業した仙台市地下鉄東西線の「大町西公園駅」の出入り口がすぐ近くにありますので、西公園で思う存分遊んだあと、仙台駅など別エリアに移動することも大変便利になりました。
青空の下でのびのびと遊びたい・遊ばせたい方。地下鉄東西線が開業してさらにアクセスしやすくなった西公園に、ぜひ遊びにいってみてください。
Park Information
開園時間 | 常時開園 | 休業日 | – |
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入園料 | 無料 | 駐車場 | あり |
住所 | 宮城県仙台市青葉区桜ヶ岡公園1-3 | ||
地図 | |||
アクセス | 地下鉄東西線「大町西公園」駅から徒歩 | ||
公式サイト | – |