舞岡公園は田んぼや畑、雑木林などがあり、自然豊かで昔ながらの里山風景が残されている場所です。谷戸の地形を生かした園内にはいくつかの丘や池があり、公園の中央には耕作体験田んぼや古民家があります。
公園管理詰所から園内へ
東側にある駐車場のすぐ横に公園管理詰所があります。その横には芝生広場があり、この日は子供たちが野球の練習をしていました。この広場周辺から「ばらのまる橋」を渡り、園内に入っていきます。眩しい程の緑が見えてきます。
歩いていると、道は砂利道で「森」と言ってもいいような自然にあふれた風景が広がっています。
耕作体験田んぼ周辺
こちらが耕作体験田んぼ。昔にタイムスリップしたような、どこか見たような、そんな風景です。
田んぼからはカエルの鳴き声が聞こえてきます。カエルの鳴き声ってこんなに大きかったんだ?!と驚きです。まるですぐ隣で鳴いているようでした。目が慣れていれば、見つけることができたかもしれませんね。
捕ることはできませんが、ザリガニやエビ、ドジョウなどがいるそうです。飲用ではありませんが、井戸もあります。今は井戸なんてめったに見る機会がありません。
小谷戸の里・古民家周辺
田んぼ横の道を歩いていくと、小谷戸の里、古民家「旧金子家」にたどり着きます。撮影時はまだ5月でしたので、こいのぼりが掲げられていました。
この辺りに事務所や作業所もあり、この日は農業体験をする小学生の子達で賑やかでした。そして作業所の前では籾を乾燥中。こんな風景も横浜ではなかなか見ることができませんね。
公園の西側奥には休憩所「瓜久保の家」もあります。近くには瓜久保の池もあり、河童が相撲をしている像も見ることができますよ。
池や芝生広場など
公園の奥に入っていくとこのような池がいくつかあり、体験畑や休憩所などもあります。池の周りは特に鳥やカエルの鳴き声が賑やかです。
休憩所や芝生広場には椅子や野外卓があるので、少し休憩するにはちょうど良いですね。
舞岡公園は自然そのままの公園なので、自動販売機もゴミ箱もありません。昔ながらの田園風景が私たちを懐かしい気持ちにさせてくれます。
自然の生態系が保護された園内では、様々な野生の動物を観察することができます。田植えなどの農業体験もでき、いろいろな形で自然と触れ合うことのできる数少ない公園の一つです。ぜひ一度散策されてみてはいかがでしょうか。
Park Information
開園時間 | 常時開園 | 休業日 | ‐ |
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入園料 | 無料 | 駐車場 | あり |
住所 | 神奈川県横浜市戸塚区舞岡町1764 | ||
地図 | |||
アクセス | JR東日本・横浜市営地下鉄「戸塚駅」から江ノ電バス京急ニュータウン行で終点下車すぐ 横浜市営地下鉄ブルーライン「上永谷駅」から江ノ電バス、横浜市営バス、神奈川中央交通の京急ニュータウン行で終点下車すぐ 横浜市営地下鉄ブルーライン「舞岡駅」から徒歩25分 |
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公式サイト | http://maioka-koyato.jp/ |
好きな公園は港の見える丘公園やソレイユの丘、諏訪の原公園など。子供が思いっきり遊べて青空の下でお弁当が食べれる、お花がたくさん咲く公園が好きです。趣味はバラとガーデニングです。