皇居外苑(東京都千代田区)

東京観光の玄関口にある我が国を代表する公園。特別史跡江戸城跡として、多くの遺構を有する歴史の宝庫です。

桜田門の一部と桜田濠

皇居外苑は実は「国民公園」と呼ばれる公園です。皇居の周りが公園だなんて、なんだか意外。東京駅のすぐ目の前にあり、いつも大勢の人で賑わっています。今回は重要文化財の桜田門をスタートに時計回りで主な見どころを巡ってみました。

「桜田門外の変」でも知られる桜田門は2つの門の総称です。写真の左の門の奥に、もう一つの門があります。桜田門の近くには桜田濠が広がります。「濠」は城を取り囲む、水のある堀です。全部で12あるお濠は皇居外苑の特色ある景観を作り出しています。

皇居外苑

桜田濠

二重橋

桜田濠に沿って歩いていくと、2つの橋が架かっていました。手前の橋が「正門石橋」です。正門石橋と奥の正門鉄橋を総称して一般的には「二重橋」と言われますが、厳密には奥の「正門鉄橋」を指します。

皇居外苑

二重橋

正門鉄橋が厳密には二重橋

正門石橋の奥に「正門鉄橋」が架かります。橋の見える濠沿いに設置されたブロンズ製の高欄(人止柵)は、ギリシャ建築コリント様式で使われるアカンサスの葉をモチ-フとしているそう。欄干も重厚で歴史を感じます。

皇居外苑

正門鉄橋

クロマツと大芝生広場

皇居外苑には大芝生広場が広がります。広場に点在するクロマツは約2000本。青々とした芝生とクロマツが美しい景観を作り出しています。

皇居外苑

クロマツと芝生広場

白砂の敷かれた園路

芝生広場に面する広い園路には美しい白砂が敷かれています。この日も、園内を散策する人で賑わっていました。

皇居外苑

園路

桜田巽櫓

園路をお濠沿いに進んでいくと、桜田巽櫓がありました。江戸城の面影を伝える櫓と近代的な高層ビル群、両方の風景が楽しめるスポットです。

皇居外苑

桜田巽櫓

和田倉噴水公園

巽櫓と内堀通りを挟んで、和田倉噴水公園があります。昭和36年に天皇皇后陛下ご成婚記念に大噴水が造られました。平成7年には皇太子殿下のご成婚に際して、落水施設などが新たに設けられ再整備されています。まず目に飛び込んでくるのは、3つ並んだ噴水。天高く水を噴き上げる様は圧巻です。

皇居外苑

和田倉噴水公園

噴水公園の様子

大噴水、落水施設(滝)、モ二ュメン卜が流水施設(水路)で結ばれています。水の流れを辿りながら園内を散策していると、白い貝のようなモニュメントの奥で滝が勢いよく流れ落ち始めました。

皇居外苑

噴水広場

落水施設とモニュメント

滝が止まったと思ったら、今度はモニュメントの両側にタワーが出現しました。刻々と姿を変える水の芸術が楽しめます。夜は噴水のライトアップも行われているそうで、昼間とは違った幻想的な水の風景が見れそうです。

皇居外苑

水の芸術

楠公駐車場付近の広場

噴水公園から行幸通りを渡り、芝生とベンチの続く広場にやってきました。観光バスと観光タクシー限定の駐車場もあるエリア。外国からのツアーの方などが続々とバスから降りてくるのが見えます。

皇居外苑

芝生とベンチの広場

上野の西郷隆盛像と、靖国神社の大村益次郎像とともに東京三大銅像の一つ

広場の一角に南北朝時代の武将「楠木正成像」があります。躍動感あふれる像の周りは、カメラを向ける人で賑わっていました。近くには食事などを楽しめる「楠公レストハウス」もあるので、散策途中に立ち寄ってみるのも良いかもしれません。

皇居外苑

楠木正成像

江戸城の遺構が多く残る皇居外苑は、歴史を感じながら散策を楽しめます。東京駅のすぐ近くなので、ショッピングや観光のついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

Written by みな(PARKFULライター)
好きな公園:行船公園(東京)・向島百花園(東京)・奈良公園(奈良)
千葉県市川市在住の公園大好きな一児の母です。娘(H25年1月生)のため大規模遊具を求めて、東京や千葉の公園に出かけます。交通手段は主に自転車。最近、口が達者になった娘に振り回される日々・・・。

Park Information

開園時間 常時開園 休業日 年中無休
入園料 無料 駐車場 あり
住所 東京都千代田区皇居外苑
地図
アクセス 東京メトロ千代田線「二重橋前駅」または東京メトロ日比谷線「日比谷駅」から徒歩約2分
東京メトロ有楽町線「桜田門駅」から徒歩約8分
JR「東京駅」「有楽町駅」から徒歩約10分
公式サイト http://fng.or.jp/koukyo/