白い砂浜で水遊び。海を見下ろす広場には長いローラースライダーもあります。
海が広がる公園
大森ふるさとの浜辺公園は、平成19年に誕生した人工砂浜や人工干潟を持つ都内では初めての区立海浜公園です。完成するまでには区民参加によるワークショップや報告会などが積み重ねられ、かつての大森海岸が再現されました。
開園時間は午前5時30分から午後9時。この日は少し早起きして、一人で朝の海に出かけてみました。
浜辺を見渡せる丘
園内は砂浜と「浜辺の自然広場」からなるエリアと、「ふるさとの広場」の大きく2つに分かれていています。「浜辺の自然広場」には芝生と散策路が広がります。広場の一角に小高い丘があり、眺めを楽しめるようになっていました。
砂浜
早朝だったので公園を散歩したり、ランニングしている方を多く見かけました。波打ち際を走っている人も。水面が朝日を浴び、輝いていました。園内には足の洗い場もあるので、砂浜で思いっきり遊べます。
釣磯場
砂浜の両脇には釣磯場もあります。岩場の先端まで来ると、海の様子がよく見えます。海が満喫できる公園ですが、遊泳は禁止されています。
浜辺橋
浜を後にして、「ふるさとの広場」へと向かいました。途中に架かる浜辺橋でレリーフ(?)を発見!大田区はかつて海苔づくりが盛んでした。描かれているのは、海苔を乾かしている様子でしょうか?
ローラースライダー
ふるさとの広場にも芝生が広がっています。丘の上にはローラースライダー!
S字を描くすべり台
大の大人が一人で遊ぶのはちょっと恥ずかしかったのですが、人もいなかったので滑ってみました。カーブのおかげでスピードが出すぎず、安心して滑れます。丘の上に立つローラースライダーからは景色もよく見えますよ。
スプリング式遊具
すべり台の隣には車の形のスプリング式遊具。4台並んで、おしゃべりしているみたいですね。ほかにブランコもありました。
大森海苔のふるさと館
広場にはかつて大田区の主要産業であった海苔づくりを学べる「大森海苔のふるさと館」があります。中には地元商店街との協力による売店もあるそう。展望・休憩コーナーもあるので、海を眺めながら持参したお弁当などを食べることもできます。
姉妹都市・友好都市
大田区は長野県東御市、秋田県美郷町そして中国北京市朝陽区と友好都市として交流を深めています。また、大森貝塚を発見したモース博士の結ぶ縁によりアメリカ合衆国セーラム市と姉妹都市に関係を結んでいます。海苔のふるさと館前には記念植樹エリアが整備されていました。
ふるさとの広場から見る海
ふるさとの広場から海を眺めてみました。工場やビル、マンションなどが立ち並ぶ中、広がる砂浜。東京にも、素敵な浜辺があることに気づかされます。
大森ふるさとの浜辺公園は白い砂浜が美しい公園です。浜辺で磯遊びを楽しんだり、浜風の薫る園内を散策しに出かけてみませんか。すぐ隣にはフィールドアスレチックのある「平和の森公園」もあるので、一日中楽しめますよ。
Park Information
開園時間 | 5:30~21:00 | 休業日 | ‐ |
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入園料 | 無料 | 駐車場 | あり |
住所 | 東京都大田区 ふるさとの浜辺公園1-1 | ||
地図 | |||
アクセス | 京急本線「平和島駅」から徒歩15分 | ||
公式サイト | ‐ |
好きな公園:行船公園(東京)・向島百花園(東京)・奈良公園(奈良)
千葉県市川市在住の公園大好きな一児の母です。娘(H25年1月生)のため大規模遊具を求めて、東京や千葉の公園に出かけます。交通手段は主に自転車。最近、口が達者になった娘に振り回される日々・・・。