自然が豊かで、のんびり過ごせる公園。遊具や広場で子供たちも楽しめます。
実籾(みもみ)本郷公園は京成電鉄実籾駅から徒歩10ほどの住宅街の中に位置します。湿地や池など自然がが広がるほか、野球などができる多目的広場や遊具が設置された遊戯広場もあります。
多目的広場
取材時は春。ちょうど桜のピークだったため、園内の至る所で桜が満開。思わず見とれてしまうほどの光景でした。
近隣の方々のお花見の定番スポットなのか、大変な賑わいです。
写真左が多目的広場、右の奥には和風庭園という芝生の広場があります。
遊戯広場
多目的広場の横には遊具もあります。写真はすべり台がたくさん付いた複合遊具。子供たちは自分のお気に入りのすべり台で楽しんでいました。てっぺんにはプロペラもついていて、大空に飛んでいけそうな遊具ですね。
ターザンロープ
ターザンロープもありました。こちらは小学生くらいの子供たちに大人気。
京成電鉄本線
遊具広場のすぐ脇を京成電鉄が走ります。電車大好きな子なら、きっと大喜びですね。
砂場
砂場の上にも桜が・・・こんな砂場も期間限定。
民話の広場
駐車場を挟んで、園内の南側には「民話の広場」と呼ばれる芝生の広場があります。子供たちで賑わう北側とは一転、牧歌的な風景が広がります。(2016年4月現在、ロープが周りに巡らされていて芝生養生中でした。)
民話紹介の立て札
民話の広場では習志野に伝わる昔ばなしが紹介されています。
旧鴇田家住宅
民話の広場の隣に、千葉県指定有形文化財に定められた旧鴇田(ときた)家住宅があります。江戸時代に名主をつとめた鴇田家の住居が移築復元されたもので、L字型に曲がった主屋が特徴です。
東日本大震災による被害で、平成26年夏から2年弱復旧工事のため休館していましたが、28年4月3日から再び一般公開されることに。
この日は4月6日・・・全く知識がない状態で公園への訪問。そんな経緯を後から知り、少し感慨深くなりました。公開を心待ちにしていた方多いのか、ひっきりなしに人が訪れていました。
第2・第4月曜日が休館日ですが、開館中であれば無償で建物内も見学できます。
しょうぶ田
旧鴇田家住宅の前には、しょうぶ田があります。5月中旬から6月下旬まで花菖蒲が楽しめます。
湿地と小川
しょうぶ田の近くには、大きな湿地が広がっています。園内南側には湿地や小川、池がありますが、環境作りのため一部を除き立ち入りが禁止されています。湿地の周りには、とても大きな藤棚もありました。
東屋
園内には小道が整備され、散歩も楽しめます。小道沿いにはベンチや東屋があるので、景色を楽しみながらゆっくりできます。
池
湿地の隣には池もあり、水鳥と鯉がいました。中央の草が茂った島は「水鳥の島」と呼ばれています。池の近くにも駐車場がありました。
実籾本郷公園は自然や文化に触れながら、ゆっくり過ごせる風情溢れる公園です。子供たちが喜ぶ遊具も充実しているので、お年寄りから小さな子までが一緒に楽しめる素敵な場所。これからの季節に、是非ご家族でお出かけしてみてはいかがでしょうか。
Park Information
開園時間 | 休業日 | ||
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入園料 | 無料 | 駐車場 | あり |
住所 | 千葉県習志野市実籾2丁目 | ||
地図 | |||
アクセス | 京成本線「実籾駅」から徒歩12分 | ||
公式サイト |
好きな公園:行船公園(東京)・向島百花園(東京)・奈良公園(奈良)
千葉県市川市在住の公園大好きな一児の母です。娘(H25年1月生)のため大規模遊具を求めて、東京や千葉の公園に出かけます。交通手段は主に自転車。最近、口が達者になった娘に振り回される日々・・・。