北海道百年を記念して北海道立自然公園に指定されたこの公園は、敷地面積2,053ha、札幌市・江別市・北広島市の3つの市にまたがる森林公園です。
公園内の約8割が国有林で、鳥獣保護区になっています。 樹木約110種、野草400種以上、キノコ200種以上、野鳥140種以上、昆虫1300種以上のほか、エゾリスやユキウサギなどが生息しています。
天高くそびえる100年記念塔
広大な自然公園野幌森林公園の入り口は多数ありますが、北海道博物館や開拓の歴史村へ通ずる北海道100年記念塔側から入るのがおススメです。100年記念塔は展望台になっていて、階段を使って23メートルの高さまで昇ることができます。
これがあると便利
この公園を楽しむなら、ぜひ森林を散策してください。木々のざわめきや鳥の声など、森の息吹を感じるはず。かなりの距離を歩くことになるので、移動は自転車が最適。虫よけ、飲み物、食べ物、カッパなどもあると便利です。
大地の手
ボランティアにより国内外5300人、生後2か月から92歳の方の手形が集められています。ここはちょっとした迷路のようになっているので、子供がよく鬼ごっこをしています。
2,053ヘクタールの原生林
この公園は、2,053ヘクタールもの原生林を残しています。大都市付近にこれだけの自然が残されているのは世界でも希少だそうです。森の中は周囲の木々から何故かヤクルトのような甘い香りが漂い、とても癒されます。親子でハイキングしている方もたくさん見かけましたよ。
動物・植物・昆虫の宝庫
森の中には、 樹木約110種、野草400種以上、キノコ200種以上、野鳥140種以上、昆虫1300種以上のほか、エゾリスやユキウサギなどが生息しています。それらを探しながら散策していると、時間が過ぎるのを忘れてしまいそうです。
瑞穂の池
「瑞穂の池」は、地元の小学校がよくハイキングに来るスポットです。広々とした野原に敷物を広げて食べるお弁当は格別です。
自然ふれあい交流館
大沢口駐車場の近くにある「自然ふれあい交流館」は、この公園の情報発信基地。生息する生き物のことや、自然の楽しみ方を親切に教えてくれます。
北海道博物館
公園内には、縄文時代から現代に至るまでの北海道の歴史と文化がまるごと保存された「北海道博館」が開設されています。ここも見逃せません。
北海道開拓の歴史村
北海道内に点在していた開拓時代の建設物を移築したテーマパークです。54ヘクタールの敷地に52棟の歴史的建造物が移築又は再現され、夏は馬車、冬は馬そりが走っています。とても楽しい場所ですが、ここを見るだけで丸一日は必要です。
公園だけでなく、博物館や開拓の歴史村、 自然ふれあい交流館でのイベントなどお楽しみが一杯。一度にすべてを楽しむのは無理がありますので、何度も足を運んでみましょう。
Park Information
開園時間 | 常時開園 | 休業日 | なし |
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入園料 | 無料 | 駐車場 | あり |
住所 | 札幌市厚別区厚別町小野幌52-3 | ||
地図 | |||
アクセス | JR函館本線「森林公園駅」 から徒歩20分 地下鉄東西線・JR線「新さっぽろ(札幌)駅」 からバスで「開拓の村入口」「野幌森林公園」「記念館入口」「開拓の村」下車、すぐ |
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公式サイト | http://bit.ly/nopporo_forest_park |
好きな公園:平岡公園・野幌森林公園
バイク、クルマ、動物園、水族館、ビール、アクションスポーツが大好きです。最近1眼レフを買ったので、あちこちに出向いて写真を撮っています。