2016年10月〜12月に開催した「PARKFUL紅葉の美しい公園フォトコンテスト」の審査が終了しました。入選を含む受賞作品36点を決定させていただきましたので、ここに発表いたします! 受賞された皆さま、誠におめでとうございます!
審査・表彰について
応募総数
- WEB応募部門:565点
- アプリ部門:58点
審査方法
- 公園有識者、フォトグラファーによる審査、および コトブキグループ社員約70名による投票
- 「公園としての魅力・個性」「写真としての美しさ」「行ってみたいと感じるか」の3つの視点による総合評価で決定
表彰・賞品受取り方法【重要!!】
- WEB応募部門:弊社から順次メールでご案内いたします
※受賞作品一覧に掲載されていて、2月15日(水)までに弊社からご連絡が無い場合は、お手数ですがメール(parkful@koto-labo.com宛)にてお問合せください。 - アプリ部門:受賞者様によるメールでのご申告が必要です。
・メール送付先:parkful@koto-labo.com
・メール件名:PARKFUL紅葉フォトコンテスト受賞
・メール本文:お名前・PARKFULアプリでのユーザー名・公園名
・添付ファイル:投稿された写真を添付してください
※ご申告期限:2017年3月10日(金)
※審査結果につきまして、個別のご質問等にはお答えしかねますので、あらかじめご了承下さい。
審査員のご紹介
蓑茂壽太郎 氏(公園財団理事長)
1950年熊本県あさぎり町生まれ
(一財)公園財団理事長、熊本市都市政策研究所長、(一社)ランドスケープアーキテクト連盟会長、東京農業大学名誉教授、農学博士、RLAフェロー
東京農業大学教授、熊本県立大学教授、公立大学法人熊本県立大学理事長、(公社)日本造園学会長などを歴任
公園財団ホームページ:http://www.prfj.or.jp/
大野繁 氏(フォトグラファー)
建築、インテリア、土木の世界を主なフィールドして活動。東京造形大学、国士舘大学などで講師を勤める。数多くの名建築を撮影してきたほか、ライフワークとしてトルコの風景や、北海道美唄市にある公園「アルテピアッツァ美唄」の写真を撮り続け、個展を開催するなど精力的に写真活動を行っている。
コトブキグループ
公園の遊具やベンチ等を製造・販売するメーカー「コトブキ」とその関連会社。PARKFULを運営する「コトラボ」もそのひとつ。公共空間でだれもが目にしたことのある製品を作っている会社ですが、なかなか一般の方に知られることのない、縁の下の力持ち。
https://townscape.kotobuki.co.jp/
WEB応募部門〈結果〉
最優秀賞
- 該当無し
※今回審査における3つの視点すべてにおいて十分な評価を満たした作品が無かったため、最優秀賞は該当無しとさせていただきます。
優秀賞
- 受賞作品数:5点
- 賞品:Amazonギフト券 1万円分
科学万博記念公園(茨城県つくば市)
黄葉と芝生の暖色で温もりのある景観、それに人が主題となったことで親しみの景となり、さらに落ち葉で上手に遊ぶ情景が加わって、伝えたくなる話題ができた。きっと何歳になっても思い出として語れるシーンだと思う。公園はそのような思い出舞台なのだ。
”家族かな?、友達かな?、こんな時が・関係がずっとずっと続きます様に”
のどかな秋のひと時が真っ直ぐに伝わって来ます。パークフルコンテストにピッタリです。
秩父ミューズパーク(埼玉県秩父市)
遠くの山並みを公園の中に呼び込むことで、この公園は面積以上のダイナミックな風景を楽しむ場になっている。澄みきった青空、濃い山並みとのコントラスト豊かに黄葉のイチョウ並木が三角錐のコーンを並べたようで印象深い。秋を十分堪能させてくれる公園は観光の名所ともなり地域の資源になると確信した。
銀杏の間に見える真っ青な山に引き込まれます。
みさと公園(埼玉県三郷市)
メタセコイヤという樹木は水辺に似合う。新緑の美しさと紅葉の美しさを共に楽しめるのがこの公園のこの場所の良さだろう。首を上下させながら幹間に見える景観と樹冠の紅葉を交互に楽しみアンダンテのリズムで散歩する姿が容易に想像できる。
”曲がった先に素敵なカフェがある様な、カプチーノが飲みたくなってきません?”
半逆光的な光を上手く使って明暗のコントラストが軽やかなリズム感を作り出しています。
大森公園(秋田県横手市)
雄物川が造った雄大な風景が眼下には広がっているのだろう。この写真は風景デザインの際の視点場の設えの大事さを教えてくれる。見える風景の客体ではなく眺める位置の場づくりの重要性だ。日の出の微妙な時間との調整にも成功している。その時、一年に数日しかない紅葉が控えめに顔をのぞかせてくれているのだ。
”少し冷えてきたかな、今夜はシチューにしよう。”
ちょっぴり冷たいけど心地良い秋のひと時の空気感が伝わって来ます。
国営昭和記念公園(東京都立川市・昭島市)
公園は人のいる風景である。夏の暑い日と冬の寒い日では公園利用は当然異なる。この写真は、紅葉期、すなわち晩秋から冬にかけての公園利用の特徴を写し出している。公園フォトコンテストは公園ウォッチングそのものだと最も教えてくれる一枚だ。
・落ち葉のふわっとした柔らかさと穏やかな人々の様がマッチしてます。
・秋を楽しむ人々の姿がのどかで、公園の魅力が伝わってきます。色がとてもきれい。
ある視点賞
優秀賞には満たなかったものの、ある視点で評価の高かった作品を表彰いたします
- 受賞作品数:3点
- 賞品:Amazonギフト券 3,000円分
八ヶ岳自然文化園(長野県原村)
背景の八ヵ岳連峰?と呼応したミズナラやホウノキ、トチノキなどの明るい水辺の樹林、真っ赤に紅葉しているのはナナカマドか?その多彩な紅葉林が倒立景となって水面に見事に映し出されている。これから寒い冬を迎える秋の公園の絶景だ。
一本杉公園(東京都多摩市)
ランドスケープアーキテクトにより巧みに設計された紅葉の景。景石を配した流れに両岸から寄りかかり、軽やかに覆いかぶさるモミジ。新緑のすがすがしい景色までも十分連想させてくれるのがうれしい。もみじ谷は伝統的に導入されてきている日本の造園手法だ。
あづま総合運動公園(福島県福島市)
”光に満たされ身も心も黄金色、もう少し歩こうよ。”
黄葉は逆光気味に撮ると美しさが増します、もう少し下を入れるか縦位置の写真が見てみたい。
差し込む光がとても効果的
アプリ部門〈結果〉
最優秀賞
- 受賞作品数:2点
- 賞品:Amazonギフト券 1万円分
日比谷公園(東京都千代田区)
見慣れた風景が、引きの映像で見るととても新鮮です。曇りで湿度が感じられるところも思慮深く、作品を引き立てている。
小川広場(東京都千代田区)
緑の残った地面の上に、赤黄橙の落葉がモザイクのように散りばめられ、まるで抽象絵画のよう! 散っても尚美しい風景をつくりだす自然はすごいですね。
優秀賞
- 受賞作品数:3点
- 賞品:Amazonギフト券 5,000円分
水元公園(東京都葛飾区)
青空に向かってまっすぐに伸びたメタセコイアの迫力が伝わってきますね。子どもの姿がまるでおとぎ話のワンシーンのようです。
国営昭和記念公園(東京都立川市・昭島市)
日本の美しい景色。人がこんなに沢山いるのに、とても幻想的で夢のような世界です。
日光国立公園(栃木県)
爽やかな黄緑の葉色が、あたたかな日差しを感じさせてくれます。
部門共通
入選
- 受賞作品数:23点
- 賞品:Amazonギフト券 1,000円分
※審査結果につきまして、個別のご質問等にはお答えしかねますので、あらかじめご了承下さい