新ひだか町は、2006年に静内町・三石町が合併してできた新しい街ながら、その歴史は古く、今も先住民族であるアイヌ文化が残されています。
新ひだか町静内地区を見下ろす場所にある「真歌公園」には、英傑シャクシャイン像をはじめ、民族文化を今に伝えるシャクシャイン記念館、アイヌ民族の生活や風俗を紹介するアイヌ民俗資料館など、多くの施設が設置されています。
小鳥のオブジェに迎えられて
真歌公園は、新ひだか町静内地区の外れにあります。敷地内にはアイヌ文化を伝承する施設が充実し、乗馬もできる牧場も隣接。お子様から年配の方まで楽しめる公園です。

木々に囲まれた公園です
アイヌ民俗資料館
公園に入ると、左手に「アイヌ民俗資料館」があります。開館期間は5月から11月まで。無料で入館することができます。

入館料無料
館内には、アイヌ文化の発祥や、文化・生活が分かりやすく展示されています。この機会にアイヌ文化について理解を深めてみませんか?

チセと呼ばれるアイヌの住宅が再現されています
アイヌ野草園
民俗資料館の隣には「アイヌ野草園」があります。アイヌの人たちは、それぞれの花の調理法や、薬効などを熟知していました。園内には草花とともに、説明書きが添えられていますよ。

利用価値のない花には、名前をつけることもなかったようです
シャクシャイン記念館
この地は、アイヌ民族の砦または儀式の場所として使われてきました。公園付近は1669年に勃発した松前藩との戦いである「シャクシャインの戦い」の拠点であり、国指定史跡です。シャクシャイン記念館の内部は、アイヌ民族の家である「チセ」が再現されています。

開館期間は5月から11月まで。無料で入館することができます

シャケは大切な栄養源。囲炉裏でいぶして燻製を作ります
遊具広場
シャクシャイン記念館の隣には、遊具広場があります。遊具数は少ないですが、走り回って遊ぶのに最適ですね。

ピクニック気分でノンビリ

青空の向こうに行けるかな?

雲梯、シーソー、砂場があります
英傑シャクシャイン像
今から約350年前に、この地で儀式が行われていたと思うと、神聖な気分になります。目を閉じてその光景をイメージしてみてください。

いにしえの風景が見えて来るようです
展望台
橋を越えて進むと、展望台が見えてきます。残念ながら現在は利用することができませんが、木の葉が落ちている春先は、展望台の下からでも街を見下ろすことができますよ。

修理が望まれます

太平洋がきらめいていました
ライディングヒルズ静内
園内には、乗馬を楽しむことができる「ライディングヒルズ静内」を併設しています。無料で見学もできますので、動物が好きな方に最適です。

馬に心が癒されます
芝生広場
少し離れた場所にある「芝生広場」は、その名の通り広々とした大地が広がります。ブランコや鉄棒など、遊具数は少ないですが、ボール遊びやかけっこなど、アクティブに体を動かすには最適です。自然の中で、思い切り遊びましょう。

遊び方は工夫次第。思い切り楽しみましょう

Park Information
開園時間 | 常時開園 | 休業日 | 施設によって異なる |
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入園料 | 無料 | 駐車場 | あり |
住所 | 日高郡新ひだか町静内真歌 | ||
地図 | |||
アクセス | 札幌から道南バス高速「ペガサス」号乗車、静内バスターミナル下車、車で10分 | ||
公式サイト | ‐ |
好きな公園:平岡公園・野幌森林公園
バイク、クルマ、動物園、水族館、ビール、アクションスポーツが大好きです。最近1眼レフを買ったので、あちこちに出向いて写真を撮っています。