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地域復興に向けて!3.11 東日本大震災後に整備された復興公園特集

特集 2022.03.11

2011年3月11日に発生した東日本大震災から、今日で11年を迎えました。今もなお、様々な形で被災地への復興支援が行われており、まちづくりも復興の一貫として各地で祈念公園などが整備されています。今回の特集では、東日本大震災後に整備された公園を特集。一刻も早い復興を祈るとともに、被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。

公園特集はPARKFULアプリと連動しています。アプリには特集をはじめ、マップや投稿、検索など、スマホで便利に手軽に公園を楽しむための機能がたくさん。ぜひあわせてご活用ください。
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三陸復興国立公園(青森県、宮城県、岩手県)

2013年5月24日 三陸復興国立公園へ改名

青森県から宮城県にかけての三陸海岸一体を占める、海岸公園です。陸中海岸国立公園として整備されていた国立公園が、震災の被害の大きさを伝えることや復興を目的に2013年に「三陸復興国立公園」として整備されました。

出典:PhotoAC

つばめの杜中央公園(宮城県山元町)

開園:2016年3月26日

被災者集団移転先として整備された「つばめの杜地区」。2016年に誕生したつばめの杜公園は、夏の盆踊り会場として利用されるなど、地域住民の憩いの場として親しまれています。

千年希望の丘(宮城県岩沼市)

開園:2016年4月24日

千年先まで子どもたちが笑顔で幸せに暮らせるように、との願いで名前がつけられた公園。震災の記録を後世に伝えるメモリアルパークとして、復興への思いを伝えています。

高田松原津波復興祈念公園(宮城県東松島市)

開園:2017年11月5日

公園内には、旧野蒜駅を改修した震災復興伝承館があります。東日本大震災の被害の大きさや復興のあゆみなどを学び、伝承する施設となっています。

島越ふれあい公園(岩手県田野畑村)

開園:2017年

旧島越駅舎跡地に整備された復興公園です。園内にある「宮沢賢治の詩碑」は震災の津波に耐え、今もそのまま残されています。

鳥の海公園(宮城県亘理町)

開園:2018年4月14日

震災による津波で全ての施設が流されるなど、大きな被害を受けた公園。避難丘なども設置され、防災公園としての役割も果たしています。

PARKFULアプリより

日の出山公園(千葉県旭市)

開園:2018年5月22日

千葉県でも甚大な被害を受けた旭市。東日本大震災の教訓を未来に伝える施設として整備されました。高さ7メートルの築山、防災倉庫やソーラー照明など、災害時には防災公園としても活用されます。

海岸公園冒険広場(宮城県仙台市)

開園:2018年7月

津波の被害で長らく休業・復旧工事をしていた海洋公園冒険広場。2018年7月に7年ぶりに再開園となったそうです。プレーパークやデイキャンプなど、家族揃って楽しめます。

PARKFULアプリより

MASH PARK ONAGAWA(宮城県女川町)

開園:2021年8月19日

株式会社マッシュホールディングスが、2016年に復興支援プロジェクトを始動。チャリティキャンペーンにおける寄付金をもとに建設され、女川町に内に公園が寄贈されました。

石巻南浜津波復興祈念公園(宮城県石巻市)

開園:2021年3月

津波と火災の延焼で被害の大きかった石巻市南浜地区。国と宮城県と石巻市が連携して、復興祈念公園として整備されました。

復興祈念公園(福島県双葉町、浪江町)

開園:2021年1月一部利用開始

原子力発電所事故により被害の大きかった双葉町、浪江町に整備される公園。犠牲者への追悼と、震災に対する復興に対する記憶や伝承を発信してくため追悼祈念施設が設置される予定です。仮設の見晴台などが既に公開されています。

留意事項

各公園・施設の状況は変わる可能性があります。利用状況などは公式HPでご確認ください

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