日本貨物鉄道(JR貨物)梅小路駅の跡地に、平安遷都1200年を記念して作られた公園。その敷地内には3年前に建設されたばかりの京都水族館も併設。
<古都京都の風情>、<鉄道のレトロ感>に、<現代建築のモダン>が同居するある意味カオスだけど、多様性を受け入れる懐の深い公園。
<古都京都の風情>
こちらは遷都1200年を記念してつくられた本格日本庭園”朱雀の庭”(の入り口)
そのすぐ近くには”すざくゆめ広場”という遊具ゾーンがあり、子どもたちもいにしえの京都の風情漂う中、遊ぶことができます。
<鉄道のレトロ感>
こちらは明治期の市電を保存・活用されている売店エリア。看板や小道具まで演出されてどこか昔懐かしい雰囲気。
園内には全長240mのレールが走っており、土日には「チンチン電車」が運行し、レトロな車両の乗り心地まで体感することができます。
<現代建築のモダン>
こちらは京都水族館。日本初の完全人工海水型の最先端の技術を導入した水族館で、地元を流れる鴨川に生息する国の特別天然記念物のオオサンショウウオを始めとする動物を約250種・総数約1万5000匹を展示しているそうです。
全長170mとの大型建築だが、広い芝生広場を包み込むように広場に沿って立地しているせいか、それほど圧迫感もなく景観に馴染んでいると感じました。
この土地にちなんだあらゆるものが融合した文字通りの”総合公園”。時代もテーストも異なるさまざまな要素が、どれもが主張し過ぎずに共存しているからこのような落ち着いた雰囲気がつくりだせているのかもしれないと思いました。
Park Information
開園時間 | – | 休業日 | 緑の館・朱雀の庭・いのちの森:月曜日 年末年始(12月28~1月4日) |
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入園料 | 無料(一部有料) | 駐車場 | 交通弱者(障害者・高齢者等)専用のみあり |
住所 | 京都府京都市下京区観喜寺町56-3 | ||
地図 | |||
アクセス | JR・地下鉄・近鉄 京都駅中央口から徒歩約15分 JR山陰本線 丹波口駅から徒歩約15分 |
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公式サイト | – |