デザインクリエイティブセンター神戸(KIITO)にて開催されていた『LIFE IS CREATIVE展』に行ってきました。”高齢社会における、人生のつくり方”をテーマに、高齢化という社会問題に対して、クリエイティブな切り口で考えていこうとする展覧会。会場は、「シニアメディア」「食」「公園」「オールドタウン」「恋愛」「認知症プロダクト」「シニア防災」「終活」の8つのラボにより構成。今回は、公園ラボの運営パートナーということで、公園ラボのワークショップに参加してきました。
ワークショップのお題は、”公園 ✕ シニア ✕ 健康の未来を描こう” 。全3回の最終回となったこの日は、アイデア発表会。これまでの調査を踏まえながら、参加者が思い思いの形でアイデアを表現。せっかくなので、ここでいくつかご紹介していきます。
Ishiyagawa Park Cafe
石屋川公園を敷地に選び、誰もが簡単に公園でイベントを開催、参加できるしくみを提案。ハードからソフトまで今にも実現できそうな細部まで検討し尽くされた事業プラン。しかも、PARKFULアプリを組み込んだ提案をしていただいてます!
公園をすべての世代に解放する
子ども向けの”playground”ではなく、全世代の人が使える”public park”で、公園の使い方・作り方・考え方をリデザインするという提案。使い方については、”エクストリームロッキング”と名付けた公園遊具の面白い遊び方をご紹介。想像を広げてくれる刺激的なキーワードに溢れた発表でした。
リスクがあっても、いろいろな世代の人がかかわりリスク回避できる公園
見た目がなんだか不思議だけどどこか愛嬌のある物体。実は、いろいろな難易度の背伸ばしが連なったもの&ツボに効くきのこが連なったものでもあります。使い方がよく分からないことでコミュニケーションが生まれ、かかわり合いが生まれるという提案。素敵ですね。
参加者は、ママさん、会社員さん、学生さんなどさまざまな視点をもった方々で、どのアイデアも公園に対する深い考察と愛情いっぱいの素晴らしいものばかりでした。
この後、作品の全体講評、PARKFULアプリの説明をさせていただきました。PARKFULアプリに関してさまざまな意見やアイデアを頂くこともでき、大変充実した時間となりました。ワークショップ参加された皆さま、KIITOの皆さまどうもありがとうございました!
ちなみに、イベントの催された2015年10月21日は映画”Back to the Future”で未来を描いた日にあたります。この日、私たちの掲げている” Park to the Future”のプロジェクトに繋がるイベントに参加できたのは何かのご縁のような気がしました。これからも引き続き、未来の公園について考える活動に参加していければと思います。