公益財団法人 都市づくりアーバンデザインセンター(通称udc)が主催する都市デザイン先進事例の見学に埼玉県入間市にあるジョンソンタウン&富士見公園に行ってきました!
ここは戦後に駐留アメリカ軍の兵士の宿舎となったレジデンスエリアでした。ジョンソンタウンという名は、この地に隣接していた米軍ジョンソン基地(現在の入間自衛隊)に由来します。
その後、このエリアは地主(現在のオーナー)へ返還され、現在は埼玉の観光スポットとして人気も人気のあるレジデンスエリアとして、再開発が行われ、今では先進事例と言われるほどの成果を収められています。
オーナーは、米軍がいた頃の賑わいをもう一度作りたいということで、当時の雰囲気を忠実に残すために当時の建築様式を残すなどし、当時と何一つ変わらない街並を維持し、再現しています。
このエリアの住居は全て賃貸として貸し出されおり、建築家志望の方などクリエイティヴな職種につかれている方が多くお住まいになられているようです。その他にアメリカ雑貨屋さんやハンバーガー屋やカフェなどの飲食店もたくさんあり、まるでアメリカで生活しているような、ライフスタイルを手に入れることができます。
その店舗のデザインや出店内容などは、エリアマネージメントを行っているオーナーの磯野商会さんが丁寧に確認審査を行い許認可し、この街のブランドを管理しています。一見堅苦しいようにも感じますが、こうしたルールがこの街の魅力を高めています。また、この場所が全て賃貸であることも、ブランド維持のためなのだそうです。
ここは映画やテレビ、雑誌の撮影などで貸し出されているそうです。
まるでりんごが土に植わっているかような広場。この場所を借りている方の私庭を一般開放しているそうです。このように住人の方が、積極的に街づくり・コミュニティづくりに参加し、それを大切にしていることがわかります。
そして、このジョンソンタウンの隣に、富士見公園があります。
ここは近所の方の犬の散歩コースとしても賑わっているそうで、そのためジョンソンタウンの中には犬関連のグッズやサービスなどを行うショップがいくつもあるそうです。
今日は平日の昼間ということもあり、人はいませんでしたが、休日はサッカーや少年野球などで賑わっているそうです。
公園の奥にはカシの森。
都内では見慣れない遊具がたくさんあって、嬉しくなります。
現在の安全基準では設置されにくくなったものが沢山!
最後は(富士見?)櫓。
ということで、広場あり、遊具あり、自然ありの素敵な公園も隣接するジョンソンタウン。住むも良し、アメリカの雰囲気を体験するために遊びに行くも良しのとても素敵なエリアでした。
埼玉にアメリカ???とお疑いになる方は、ぜひその目で確かめてみてはいかがでしょうか?
Park Information
開園時間 | 常時開園 | 休業日 | なし |
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入園料 | 無料 | 駐車場 | あり |
住所 | 埼玉県入間市東町1-16 | ||
地図 | |||
アクセス | 国道463号の市川園(お茶屋)のある信号交差点を西(かえで通り)に入り、1つ目の信号(約400メートル先)を右折。約200メートル先の幅員が狭まる手前の右手 | ||
ジョンソンタウン公式サイト | http://johnson-town.com/ |