阪神・淡路大震災の記憶を伝える公園
花と彫刻のまち神戸。神戸のまちの目抜き通りは、花と彫刻を愛でることができる散歩道、その名も”フラワーロード”。
日本初の花時計もあります。
このフラワーロード沿いにあるのが東遊園地。園内も花と数多くの彫刻やモニュメントに溢れてます。
”マリーナ像”
阪神淡路大震災発生の時刻のまま停まってしまった時計を抱えています。
“エーゲ海に捧ぐ”
緑あふれる空間に調和した美しい彫刻。
”フラワーロードのモニュメントと花壇”
神戸市内各区を代表する花が植えられた花壇が並びます。
木々に囲われた爽やかな通りを抜けると、神戸を象徴する煉瓦で構成された広場が広がります。
”慰霊と復興のモニュメント”
上部は噴水、下部は地下室になっている震災の記憶と復興の歩みを後世に伝えるモニュメント。地下室(9時−17時開門)には、阪神淡路大震災の犠牲者の名前を刻んだプレートが収蔵されています。
その広場の一角には”1.17希望の灯り”が灯されています。
震災から7年を迎えた2001年1月17日にこの「希望の灯り」が灯り、ちょうど15年たった今もなお燃え続けてます。
美しく整えられた穏やかで平和な公園。震災の記憶がそっと織り込まれ、優しく、そして力強く復興の力を教えてくれました。
ちなみに、東遊園地は、日常的に使える公園を目指して、さまざまな新しい取り組みがなされていることでいま注目の公園でもあります。神戸のまちの一等地にニューヨークの”ブライアントパーク”のような賑わいを創り出し、まち全体を活性化させようという狙い。次回、訪れたときにはどのような姿になっているか楽しみです。まさに、過去と未来を繋ぐ公園です。
Park Information
開園時間 | 常時開園 | 休業日 | なし |
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入園料 | 無料 | 駐車場 | あり |
住所 | 兵庫県神戸市 中央区加納町6丁目4-1 | ||
地図 | |||
アクセス | 三宮駅から徒歩5分 | ||
公式サイト | – |