石山緑地は北ブロックと南ブロックの2つに分かれています。北ブロックはテニスコートや遊具があり、南ブロックは札幌軟石の産出地として使われていた巨大な石切り場跡を再生したアートの広場です。
5人の造形集団「CINQ（サンク）」が手掛けた芸術作品に、思わず固唾をのむことでしょう。

南ブロック

緑地と言うと自然林だったり、原っぱが多いですが、石山緑地のテーマは「アート」
緑地のイメージを覆されます。

石山緑地

スパイラルスプリングとてつなぎ石

もう少し暖かくなったら、渦の中に流れる水で遊ぶことができるそうです。夏が待ち遠しいですね。手前にあるのは「てつなぎ石」です。子供たちが、どんな遊びをするのか興味がわきますね。

スパイラルスプリングとてつなぎ石

水飲み場とベンチ

手前が水飲み場、奥はベンチ。どれも細部に至るまで芸術性が光ります。

水飲み場とベンチ

赤い空の箱

周囲の緑、採石場の白に映える真っ赤なジャングルジムを上りきると、手掘りや機械で採掘された岩肌を見ることができます。ジャングルジムの中はとても狭いので、子供に与えられた特権と言えるでしょう。

赤い空の箱

ネガティブマウンド

視界が開けると、突然飛び込んでくるのがこれです。石切り場の跡と言うより、古代遺跡のような趣。その迫力に言葉を失います。奇抜な格好も似合うので、コスプレ―ヤーの撮影スポットとしても人気です。

ネガティブマウンド

古代遺跡のような趣

彫刻広場

まるで巨大なモグラ叩きのようなアート。これらは造形集団「CINQ（サンク）」の、國松明日香、永野光一、丸山隆、松隈康夫、山谷圭司の5人の彫刻家によって作られました。

造形集団「CINQ（サンク）」製作

北ブロック

道路を挟んだ反対側には、遊具、テニスコート、展望テラスなどが備え付けられた公園があります。石切り場と対照的に、青々とした緑が優しさを湛えています。

北ブロックの複合遊具

青々とした緑が優しさを湛えています

展望テラス

残雪の残る山々を一望できる素敵なテラスです。ここでお弁当を広げれば、さらにおいしくなりそうですね。

展望テラス

石山緑地では、毎年８月にライブが開催されているようです。 遊ぶ、撮る、見る、聴く、様々な楽しみ方ができる石山緑地に、ぜひ遊びに行ってください。

Written by Masakazu（PARKFULライター）
好きな公園：平岡公園・野幌森林公園
バイク、クルマ、動物園、水族館、ビール、アクションスポーツが大好きです。最近１眼レフを買ったので、あちこちに出向いて写真を撮っています。

Park Information