一般道路からも高速道路からも入場できる、森林浴を楽しんだり、昆虫に触れあうことの出来る公園です。

高速道路直結の公園！

高速道路で佐久市に入ると見えてくる、ハイウェイオアシス「パラダ」。この「パラダ」が平尾山公園の別称です。平尾山公園の一番の特徴は「高速道路から直接遊びにこれちゃう」こと。佐久平PAから連絡路を通れば、巨大なエスカレーターがお出迎えしてくれます。

佐久平PAから見た平尾山公園のエスカレーター

もちろん、一般道から遊びに行くこともできますよ。

一般道から

グリーンシーズンの「スキー場『パラダ』」

平尾山公園ことパラダは高速道路から直接利用できるスキー場として有名ですが、夏の間のグリーンシーズンにはゲレンデだった場所でスライダーやキッズランドで遊ぶことが出来ます。

案内図

私が平尾山公園へ行ったとき（6月平日）には有料のスーパースライダーやキッズエリアはお休み中でした。スライダーの営業中はサマーリフトでスライダーのスタート地点に向かいます。

「スーパースライダー」の一部分

キッズランドは芝生の上をそりで滑り降りたり、ふわふわ遊具で遊ぶことが出来ます。また、化石や宝石の発掘体験や逆バンジージャンプが体験できる「スカイトランポリン」、その場で取って食べることができるニジマスの掴み取りなどで楽しめます。
写真後方の白い線がスーパースライダーのコースです。

キッズランド

昆虫と触れ合おう！

平尾山公園には有料で利用できる、平尾山に生息する昆虫や世界の昆虫の標本を展示している「昆虫体験学習館」があります。そこでは昆虫の飼育展示やゲレンデや森林の遊歩道「カブトムシの森」を利用した屋外での昆虫探検も行っているそうです。

昆虫体験学習館

また、カブトムシやオオムラサキの自然の中での様子を観察できる「カブトムシドーム」もあります。

「カブトムシドーム」はカメラに収まらないほど大きい

森林浴を楽しもう！

平尾山公園には森林セラピー基地に認定されている「平尾の森」があります。平尾の森には「ファーブルの小径」と「水辺の径」の2ルートがセラピーロードとして整備されていて、気軽に森林浴を楽しむことが出来ます。
またセラピーロードから平尾山山頂へ通じる登山道もあるため、本格的な登山も楽しめます。

セラピーロードの案内

整備されたセラピーロードは歩きやすく、高速道路での長時間の運転も癒してくれそう。

整備された道

整備された道

アスレチック広場

平尾山公園には平成28年4月27日にリニューアルオープンしたアスレチック広場もあります。山の中に点在するアスレチックには腕や手の力とスタミナが必要な「クライマールート」とバランス感覚が養われる「忍者ルート」の2コースがあり、終点には「スカイロープ」と言う名のターザンロープが待ち構えています。
アスレチックは高い場所へと登ったり下りたりを繰り返すものが多い（特にクライマールート）ので、小学生以上の子どもが保護者と一緒に挑戦するのがおすすめ！
また、子どもと一緒にアスレチックと山登りを一緒に楽しめるので、大人の運動不足解消にピッタリ！かもです。

アスレチック案内図

クライマールートと忍者ルートの入り口

スカイロープ

遊ぶのに疲れたら…

平尾山公園のアスレチックや森林浴などで「全力で遊んだら疲れちゃった…これから運転なのにどうしよう…」なんてこともあると思います。そんなときは「センターハウス」に行ってみるのはいかがでしょう。
センターハウスは平尾山公園の中心施設でレストランやピザがおいしいと有名なカフェ、佐久地方のお土産を売っている売店、休憩施設などが用意されています。また、佐久平を一望できるテラス席もあります。八ヶ岳と佐久平を眺めつつのんびりと休憩…。きっと幸せな気分に浸れるはずです。

センターハウス外観

「パラダって高速道路から行けるスキー場でしょう？」
そう思っている方も多いと思います。確かに、パラダはスキー場です。でも、それは冬の間の話です。
パラダこと平尾山公園はスキーシーズンだけでなく、雪のないゲレンデの「グリーンシーズン」にも「自然体験フィールド」として楽しめる工夫が用意されているのです。

Written by さつき（PARKFULライター）
好きな公園：昭和記念公園（東京都）駒場公園（長野県）つつじが岡公園（群馬県）
出かけ先でも公園の遊具が目に入ると遊びたくなっちゃう系女子。学生、独身です。後学のために色々な目線で公園を楽しんでいます。晴れていて時間があるときは、公園まで散歩に行ってお弁当を食べるのが楽しみです。

Park Information