はまなすの丘公園は、日本海と石狩川の交わりに形成された1,500メートルにおよぶ砂しに広がる公園です。総面積約46ヘクタールの園内には、180種に及ぶ海浜植物が自生。遊歩道が整備され四季折々の花々を楽しむことができます。
石狩灯台
1892年(明治25)の開設以来、100年以上の歴史を誇る石狩のシンボル。かつては海岸にありましたが、川の流れと海の波によって100年間で徐々に広大な砂しが形成され、周囲から海が消えてしまいました。
映画の撮影でカラーチェンジしました
この周辺は1957年に松竹映画「喜びも悲しみも幾年月」の撮影の舞台となり、白と黒の縞模様だった灯台は、色彩効果を出すために赤白模様に塗り替えられました。
石狩市海浜植物保護地区
約46ヘクタールのうち16.5ヘクタールは石狩市海浜植物保護地区に指定されています。6月下旬から7月上旬にかけてハマナスが咲き乱れ、春から秋にかけてイソスミレ、ハマエンドウ、ハマヒルガオ、エゾスカシユリ、コガネギクなど多くの花を見ることができます。
ハマナス
バラ科の落葉低木で、スズランと並んで北海道を代表する花と言えます。バラ科特有の甘い香りがしますので、顔を近づけてみてください。
遊歩道
公園は丘陵と湿地から成り立っていています。海岸付近まで続く遊歩道を散策すると、海浜植物、湿地帯の植物、帰化植物と、植生の変化を観察することができます。
ハマナスの丘ビジターセンター
公園散策後の休憩に最適。石狩の特産品や、ハマナスを使った製品などのお土産なども販売されています。
映画「喜びも悲しみも幾年月」の写真を展示。映画の内容は、海の安全を守るため、日本各地の灯台を転々としながら厳しい駐在生活を送る灯台守夫婦の生活を描いているそうです。
2階のテラスから石狩湾と石狩川を一望できます。
ハマナスソフトクリーム
ハマナスの丘ビジターセンターオリジナル商品のハマナスソフトクリーム(300円)。薄いピンク色で、ほんのりとハマナスの香りが漂います。
夏の避暑に最適
海と川から爽やかな風が吹くはまなすの丘公園は、夏のひと時を過ごすのに最適です。どこまでも続く遊歩道に、色とりどりに咲き誇る花々。ドライブがてら遊びに行ってみてください。
Park Information
開園時間 | 休業日 | ||
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入園料 | 無料 | 駐車場 | あり |
住所 | 北海道石狩市浜町 | ||
地図 | |||
アクセス | 中央バス札幌ターミナルから「石狩線」乗車、終点「石狩」にて下車、徒歩約20分 | ||
公式サイト |
好きな公園:平岡公園・野幌森林公園
バイク、クルマ、動物園、水族館、ビール、アクションスポーツが大好きです。最近1眼レフを買ったので、あちこちに出向いて写真を撮っています。