菰野町にある「三重県民の森」は、広大な自然の中に整備された森林公園。約45haもの敷地に、いくつも広場が点在する中央エリア、起伏に富んだ森の中を散策できる西エリア、水遊びもできる東エリアがあります。野鳥の観察ができるほか、イベントも年間通して数多く開催されています。

挑戦！森の中のアスレチック

中央エリアにある「冒険の森」は、木々の間を縫うように17ものアスレチックが点在しています。全身を使ってチャレンジしてみましょう！

全部クリアできるかな？

スリル満点！ターザンロープ

横歩きで進む”かにわたり”も人気のポイント

見た目より難易度高い！？”みのむしわたり”

落ちずに進めるかな？

”岩くだり”は手足を使って慎重に

お花見ポイント　つどいの広場

広々とした芝生が広がる”つどいの広場”は、土手沿いが桜並木なのでお花見しながらのピクニックにもぴったり。桜の下でゆっくり過ごすファミリーもいました。つどいの広場のトイレにはベビーベッドが設置されています。

枝をピンクに染める桜

取材日は桜が満開でした

自然学習展示館

公園事務所が入る施設です。中には生き物のはく製や標本が展示されている部屋と、自然について調べられる図書室があります。トイレや自販機もあるので、休憩に立ち寄るといいでしょう。自然学習展示館横のトイレにはベビーシートも設置されています。

自然学習展示館

芝生広場とヒノキ

自然学習展示館の裏手、芝生広場の前には昭和天皇お手植えのヒノキがあります。芝生広場をはさんで、開設当時の「全国植樹祭」で植えられたヒノキが林となっています。

昭和天皇お手植えのヒノキ

開園当初植えられたヒノキの林

豊かな自然とふれあえる

ウォーキングコースも初心者向けから健脚向けのものまで整備されていて、自然の中で身体を動かすにもおすすめ。夏にはカブトムシを捕まえられるほか、”流れの広場”や”あさけの流れ”で水遊びもできますよ。トンボ池ではアメンボやオタマジャクシなどを見つけました。

ピンク色が鮮やかなコバノミツバツツジ

生き物もいっぱい！

ハクモクレン

春は花々が園内を華やかに彩ります

三重県民の森はフィールドアスレチックで体を動かしたり、3種類のウォーキングコースで緑の中を散策したり、十人十色の過ごし方ができます。今回ご紹介したほかにも、園内には自然の中で体験を通じて学習できる施設が整っています。春夏秋冬それぞれの顔を見せてくれる三重県民の森は、訪れる人々が自然と仲よくなれる場所でした。

Written by まんじゅう丸（PARKFULライター）
好きな公園：グリーンセンター公園（埼玉県川口市）、舎人公園（東京都足立区）、タイヤ公園（東京都大田区）
わんぱく長男と肝の座った長女、二人の母です。上の子は体を動かすことが大好きなので、あちこちの公園へ行きます！

Park Information