本記事は滋賀県都市計画課より情報提供にご協力いただき制作しました。
びわこ文化公園は、県立美術館や図書館、埋蔵文化財センターと一体となった日本庭園や茶室「夕照庵」、芝生広場などの施設が充実した県を代表する都市公園です。公園の中心となる、日本庭園「夕照の庭」は昭和59年に完成し、滝口からの流れが上の池から大滝を経て大池に至る日本庭園として親しまれています。また近代彫刻と庭園が融合する彫刻の路など、落ち着いた空間での散策や休養の場となっています。また、芝生広場には小川が流れており豊かな自然を活かした自然とのふれあいの場として、緑と花があふれる公園となっています。
ピンクに染まる「六角広場」
大理石が美しく敷かれた、六角形の西洋風広場です。夕照の庭と同じく、作庭家伊藤邦衛がデザインしています。5月下旬~6月上旬には、サツキのピンクで覆われます。公園内にはサツキツツジが数多く植えられ、ピンクと緑の色鮮やかなコントラストを楽しむことができます。
シダレザクラ
夕照の庭の高台には、大きなシダレザクラがあります。毎年3月下旬~4月初めにかけて見事な花を咲かせ、人気の写真スポットとなっています。
茶室「夕照庵(せきしょうあん)」
夕映えに浮かぶ庵の姿が素晴らしいことから、近江八景のひとつ「瀬田夕照(せたのせきしょう)」にちなみ命名された茶室です。広間(集会室)と茶亭があり、日本文化の高揚、地域コミュニティや国際親善の場として使用されています。茶室夕照庵の喫茶サービス(立札席)では日本庭園の景色を眺めながら、季節の和菓子と抹茶をお楽しみいただけます。
四季を楽しむ日本庭園、「夕照(せきしょう)の庭」
近江八景「瀬田夕照」をイメージし、作庭家の伊藤邦衛によってデザインされた、滋賀を代表する池泉回遊式庭園です。水辺を中心に、初夏のサツキ、秋の紅葉と石組が楽しめる庭となっています。滋賀県の県木が「もみじ」であることから、ヤマモミジ、ハウチワカエデ、イロハモミジなどが各所に植えられています。新緑や紅葉といった四季折々に色を変える様子を楽しむことができます。
「彫刻の路」
屋外彫刻作品3点を楽しむことのできる、曲線の作りが美しい小路です。
公園管理事務所の前にある「催し物広場」
公園管理事務所前の、ケヤキをシンボルツリーとした気持ちの良い芝生広場です。公園管理事務所エントランス(入口)では公園の案内やボール・竹ぽっくり・フラフープなどの遊具の貸出しなどもおこなっています。毎年5月と11月には大型のイベントを開催しています。近隣の学生や地域の方のステージ、自然素材を使ったワークショップなど、森に囲まれた緑いっぱいの公園で、自然に触れゆったりと楽しめるイベントです。
Park Information
開園時間 | 常時開園 | 休業日 | なし |
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入園料 | 無料 | 駐車場 | あり |
トイレ | あり(多目的トイレを含む) | おむつ交換台 | なし |
住所 | 滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1 | ||
地図 | |||
アクセス | JR琵琶湖線「瀬田駅」よりバスで約10分 <滋賀医大方面行き>にご乗車いただき、「文化ゾーン前」または「東大津高校」下車が便利です。 |
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公式サイト | https://www.seibu-la.co.jp/park/biwakobunka/ |