2010年1月にオープンした神戸震災復興記念公園。芝生広場の他、ニュースポーツ広場のある珍しい公園です。
芝生広場とニュースポーツ広場がメインの公園ですが、震災時には避難場所になるように工夫されています。
災害用仮設トイレ用のマンホールが62基あり、テントで個室を作ることで簡易トレイとして利用できるようになっていたり、備蓄倉庫が設置されています。
また作り続ける公園として、活性化への話し合いに参加したり、公園内の植物のメンテナンスを行う市民活動の場となっています。
ニュースポーツ広場(Aコート)
オレンジの部分は滑りやすいスラロームコートになっています。
パイロンを並べるラインもあり、イベントなどでインラインスケート教室も行われているそうです。
週末のお昼に訪れましたが、子供から大人まで、初心者っぽい方も、みなさんで楽しまれていました。
ニュースポーツ広場(B・Cコート)
ネットで囲まれているBコートはインラインホッケー用コートのようですが、この日はフットサルのようなボール競技をしていました。
オープンスペースのCコートは、ステンレスの大きな鏡がありダンスの練習もできるようになっています。
スケートボードなどの滑走可能エリアは、床のタイルで分けられています。
ニュースポーツ広場(Dコート)
スケート用にアールなどのセクションがあり上級者も満足できそうですね。このコートはヘルメットを着用しないと入れません。
ニュースポーツ広場 案内図
ニュースポーツ広場はインラインスケート(アグレッシブ・ホッケー・スラローム)、BMX、スケートボード、ストリートダンス、ジャグリング、フリーラインスケートの方の意見を聞いて作れたそうです。
すべてのコートはだれでも自由に無料で利用可能です(有料貸切時を除く)。他にバスケットコートもあります。
夜間もB・Dコートは24時まで、公園やAコートも22時まで照明がついています。
治安面が気になりますが、せっかくオープンに利用できる公園なので、使う人がモラルに反することなく大切に利用できるといいなと思います。
芝生広場
1.2ヘクタールの芝生広場は市民参加で芝生の苗を植えて出来上がりました。周囲にはランニング用の塗装がしてあり走りやすくなっています。
お弁当を広げたり、スポーツをしたりみなさんゆったりと楽しんでおられました。
そして、非常時には芝生広場は避難場所になります。神戸だからできた公園といえるのではないでしょうか。
Park Information
開園時間 | 常時開園 | 休業日 | – |
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入園料 | 無料 | 駐車場 | なし |
住所 | 兵庫県神戸市中央区小野浜町 | ||
地図 | |||
アクセス | JR三ノ宮/阪神・阪急・地下鉄・ポートライナー三宮/高速・路線ターミナル「三宮ターミナル」から徒歩約15分 ポートライナー「貿易センター前駅」から徒歩すぐ |
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公式サイト | – |