日本の滝100選にも選ばれた「箕面大滝」で知られる紅葉の名所。83.8haを誇る箕面公園は、明治の森箕面国定公園の一角に位置します。
豊かな自然のほか、箕面公園昆虫館、箕面山瀧安寺など多くの見どころがあり、人の訪れが絶えません。
箕面大滝から阪急箕面駅前まで続く遊歩道は、「滝道」と呼ばれ、四季折々の景色を愛でながら散策も楽しめます。滝近くの大日駐車場に車を停め、夏の箕面公園を巡ってきました。
公園のシンボル!箕面大滝
箕面公園の主役は落差33mの大滝です。駐車場から坂道と石段を下ると、滝が見えてきました。流れ落ちる姿が、農具の「箕」に似ていることから箕面大滝と呼ばれるようになったそう。暑い日でしたが、滝を見ていると涼しくなります。夏休み中だったので、たくさんの人が訪れていました。
滝道を歩く
渓流沿いに続く約2.8㎞の滝道も、箕面公園の大きな魅力の一つです。山の中なのでアップダウンが激しいですが、整備されていて歩きやすい。ベビーカーで来ている人もたくさんいました。
滝道沿いには、風情のある茶屋や売店も多数。川の上に張り出すように設けられた「川床」では、渓流を眺めながらの食事も楽しめます。
関西屈指の紅葉スポット
箕面公園は紅葉の名所として知られています。園内には、本当にたくさんのモミジ!滝道沿いの案内標識も、モミジの形をしているのが可愛らしい。紅葉シーズンは駐車場や道路が大変混むそうなので、公共機関を利用した方が良いかもしれません。
箕面山瀧安寺(りゅうあんじ)と瑞雲橋
滝道を歩いていくと、赤い橋が見えてきました。箕面公園にある箕面山瀧安寺の瑞雲橋です。周りの山々の緑と、橋の赤のコントラストが美しい!山岳信仰の根本道場として知られる瀧安寺は、宝くじの起源である「箕面富」発祥の地でもあるそうです。瑞雲橋の辺りには、お堂が立ち並んでいました。
箕面の森に生息する昆虫も紹介「箕面公園昆虫館」
箕面の森は東京の高尾、京都の貴船と並んで「日本3大昆虫生息地」と言われるほど、自然が豊か。箕面公園には、昆虫館(有料)があります。触ったり、音やにおいで昆虫の生態を知ることができるコーナーや一年中蝶が飛んでいる放蝶園など、昆虫に関する色々な展示がされています。
一の橋近くにある梅屋敷休憩所
箕面公園には、東屋などの休憩スペースもたくさん設けられています。中でも梅屋敷休憩所は歴史を感じる佇まい。趣ある建物は、様々なイベントの会場ともなっています。休憩スペースですが、飲食は禁止なのでご注意を!
足を浸して、ちょっと一息「ゆずるの足湯」
滝道から阪急箕面駅方面に歩いていくと、目の前に「ゆずるの足湯」の看板が現れました。こんなところに足湯があるなんて嬉しい驚きです。ちょっと入ってみたかったのですが、写真を撮った直後に人が大勢来たので断念。散策の疲れを癒してくれそうな素敵な足湯でした。
箕面公園は、天然記念物のニホンザルが生息していることでも有名です。可愛いですが野生の動物なので、不用意に近づかないようにしましょう。市の条例でエサを与えることも禁止されています。
自然豊かな箕面公園は、大阪市内から電車で30分程度とアクセス抜群!家族みんなでハイキングを楽しみに出かけてみませんか?
Park Information
開園時間 | 常時開園 | 休業日 | なし |
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入園料 | 無料(一部有料) | 駐車場 | あり |
住所 | 大阪府箕面市箕面公園1-18 | ||
地図 | |||
アクセス | 阪急箕面線「箕面駅」下車/ほか詳細は公式サイト参照 | ||
公式サイト | http://www.mino-park.jp/ |
好きな公園:行船公園(東京)・向島百花園(東京)・奈良公園(奈良)
千葉県市川市在住の公園大好きな一児の母です。娘(H25年1月生)のため大規模遊具を求めて、東京や千葉の公園に出かけます。交通手段は主に自転車。最近、口が達者になった娘に振り回される日々・・・。