花の博覧会「花フェスタ’95ぎふ」が開催された会場を再整備した県営の都市公園。約7,000品種3万株のバラが植栽されるバラ園では、春と秋にはバラまつりも開催されます。一年を通して季節の花木が楽しめる大温室「花の地球館」や、高さ45メートルの「花のタワー」のほか、芝生が広がる「音楽広場」や「ふわふわドーム」など子どもたちも楽しめる公園です。
園内マップ片手に散策にでかけよう
ナゴヤドーム約17個分という広大な公園の入口は、東ゲートと西ゲートの2カ所。バラ園やイベント会場となる「音楽広場」・「プリンセスホール雅」へは、西ゲートが近いですよ。ちょっと疲れた時はロードトレインポッポ(有料)を利用すれば、楽しい園内ガイドを聞きながららくらく東西ゲート間を移動できます。ベビーカー・車いすの無料貸出もありますよ。
芝生が広がる「音楽広場」と「プリンセスホール雅」
さまざまなイベントも開催される花フェスタ記念公園。そのイベント会場となるのが、「音楽広場」です。新緑の季節には青々とした芝生が広がり、お弁当を食べたり寝転んだり思い思いに遊べる憩いの場。「育々清流ネット」は、子どもたちにも大人気。約800人の客席がある「プリンセスホール雅」では、音楽イベントなどが開催されます。
春と秋には、「世界のバラ園」「バラのテーマガーデン」に魅了されます
公園最大の魅力は、二つの広いバラ園。世界有数の品種数7,000品種のほとんどがこの二つのエリアに植栽されています。春は、一年で最も多くのバラが咲き、華やかな色のバラが楽しめます。秋は、一年で最も美しくかつ香り豊かなバラを堪能することができ、それぞれ違ったバラたちに魅了されますね。
地上45mに浮かぶ「花のタワー」にのぼってみよう!
ガラス張りの展望室へは、エレベーターで35秒。天気がよければ、御嶽山や恵那山、中央アルプスの山々を見ることもできます。バラが咲き誇る季節には、園内を上から眺めることができる特等席。展望台には休憩スペースやトイレもあり、無料で入場できます。
「花の地球館」は、ガーデンショーが楽しめる大温室
多種多様な植物が展示されている「花の地球館」は、一年を通して花と緑が楽しめる大温室。年数回行われているガーデンショーは、大人だけでなく子どもたちも見て楽しめますよ。それぞれのテーマに合わせ、小物にも草花や松ぼっくりなどの木の実などさまざまな植物が使われています。なにが使われているのか、子どもたちと探してみるのも楽しそうですね。
「花トピア」は「ボールプール」もある休憩所
植物の展示が行われている「花トピア」は、「ボールプール」がある子どもたちの遊び場にもなっています。冷暖房完備の室内で、雨の日や寒い日でも遊べますよ。テーブル席もあるので、パパママもゆっくり休憩ができそうですね。
夏には、ちびっこわんぱく広場が登場します!
毎年夏になると開催されるのが、「キッズサマー」。霧のプレリュードが、子どもたちの水遊び場に大変身します。水深も浅いので、小さなお子さまでも水遊びが楽しめますよ。霧のプレリュードのすぐよこには「ふわふわドーム」があり、子どもたちは一日中遊んでいられそうですね。
バラのベルベデーレ(展望デッキ)
「花の地球館」からトンネルギャラリーを抜けると、「バラのベルベデーレ」が広がります。「花のミュージアム」へつながる回廊の途中にあり、「バラのテーマガーデン」を最も美しく見渡せる展望デッキになっています。日当たりもよく、心地よい風が吹き抜けていきます。
「花のミュージアム」で優雅な気分を満喫
バラをテーマに「品種の系譜」「香り」「色」に関する常設展示をみることができます。ステップギャラリーには6つのモダンローズの香りを体験できるコーナーがあり、ローズの香りに癒されますよ。バラのお菓子やバラの食器などバラにちなんだグッズのお土産屋さんや、レストランも併設されています。
バラ園のほかにも、桜やクリスマスローズ、アジサイ、コスモス、モミジ、梅、雪割草など、四季折々の花木を楽しむことができる公園です。ぜひ、ご家族ででかけてみてください。
Park Information
開園時間 | 施設や季節により異なります | 休業日 | 毎週火曜日(火曜日が休日の場合はその翌平日)及び年末年始(12/29~1/3) ※春秋のバラまつり期間中は休まず営業 |
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入園料 | 有料 | 駐車場 | あり |
住所 | 岐阜県可児市瀬田1584-1 | ||
地図 | |||
アクセス | JR太多線「可児駅」・名鉄広見線「新可児駅」からバス・タクシーで約10分 東海環状自動車道・可児御嵩ICから約5分 |
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公式サイト | http://www.hanafes.jp/hanafes/index.php |
好きな公園:国営昭和記念公園(東京都)・花フェスタ記念公園(岐阜県)・河川環境楽園(岐阜県)
地方の田舎暮らしだったので、公園遊びを知らず庭で遊ぶ幼少期。転勤先の東京では、週末になると子どもを自転車に乗せて国営昭和記念公園に通い、公園遊びの楽しさを知りました。