八重桜の美しい名所としても知られる羽根谷だんだん公園は、羽根谷を流れるせせらぎの音が心地よく、散策にもぴったり。国の登録有形文化財に登録されている「巨石積堰堤」は明治の初めにつくられ、今もなお地域の土砂災害を防いでいます。夏には水遊びもでき、バーベキュー広場や遊具のある広場など自然とふれあえる公園です。
八重桜の名所
春には1800本もの桜が咲き誇る羽根谷だんだん公園は、飛騨・美濃さくら33選にも選ばれた岐阜県屈指の桜の名所です。中でも1000本にものぼる八重桜は、4月下旬まで楽しめます。
土砂災害から地域を守る 国の登録有形文化財
羽根谷だんだん公園には、国の登録有形文化財である土砂災害を防ぐ「巨石積堰堤」があります。園内にある「さぼう遊学館」は展示室や映像学習室を備えた砂防の学習施設で、多目的トイレや自動販売機もこちらにあります。公園中ほどの広場には、土石流で押し流されてきた人の背丈ほどの大きな岩が置いてありました。
バーベキュー広場
4月から10月の間、羽根谷のせせらぎを聞きながらバーベキューを楽しめます。利用にはさぼう遊学館へ申し込みが必要です。(詳細は【さぼう遊学館】0584-55-1110へお問合せください。)
いっぱい遊ぼう!遊具の広場
公園の下流側には、複合遊具やタイヤでできた遊具、ブランコのある広場がありました。複合遊具は新しくされたばかりで、ピカピカ!
自然と人工物、アートまで網羅
羽根谷に沿うように整備された羽根谷だんだん公園には広場がいくつか点在しています。日中は散策に訪れる方も見かけます。ドイツの彫刻家、カンマーリヒスの作品が置いてあります。取材の時期は、こいのぼりが気持ちよさそうに風の中を泳いでいました。
羽根谷だんだん公園は、自然の美しさだけでなく自然と共存するための知恵や、時にはその恐ろしさを教えてくれる公園です。春のうららかな空気の中で散策する方も、その豊かな自然にゆったりとしたひと時を過ごしていました。
Park Information
開園時間 | 9:00~17:00(さぼう遊学館) | 休業日 | 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日~1月3日(さぼう遊学館) |
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入園料 | 無料 | 駐車場 | あり |
住所 | 岐阜県海津市南濃町奥条 | ||
地図 | |||
アクセス | 東名阪自動車道桑名東IC、名神高速道路大垣ICよりともに約20分 養老鉄道「駒野」駅下車徒歩25分 |
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公式サイト | http://www.city.kaizu.lg.jp/life-guide/life/park/nanno-park/hanedani-dandan.html |
好きな公園:グリーンセンター公園(埼玉県川口市)、舎人公園(東京都足立区)、タイヤ公園(東京都大田区)
わんぱく長男と肝の座った長女、二人の母です。上の子は体を動かすことが大好きなので、あちこちの公園へ行きます!