カフェと公園の可能性<Tully’s Coffee×隅田公園>

カフェ x 公園インタビューVol.3 タリーズコーヒー隅田公園店

今回お話をしたいただいた広報の山口さほりさん(左)と隅田公園店の木村歩さん(右)山口さんの好きな公園は横浜の港の見える丘公園と臨港パーク。学生時代に大好きだったバンドのライブ帰りに通った思い出を今も近くに来ると思い出すそう。

第12回PARKFULフォトコンテストでは「Find your own cafe space!」をテーマに皆様からの公園内のカフェができる空間の写真を募集しています。同時に今回は公園の近くにあるカフェの方に近郊の公園やオススメのメニューを紹介してもらっています。第3弾の今回は東京・浅草エリア近くにあるタリーズコーヒー隅田公園店さんにお邪魔し、タリーズコーヒージャパン 広報の山口さほりさんに「公園の中にあるカフェの役割」「コミュニティに根付くカフェ」についてお話を伺いました。

タリーズコーヒー隅田公園店

企業理念である「コミュニティーカフェ」を目指し隅田公園内に出店。東京都の水辺に関する条例が改定された2013年に都内初の河川敷地のカフェとしてオープンしました。

店内のどの角度からもスカイツリーが見えるロケーションは地元の方の憩いの場であることはもちろん、観光客の方の写真撮影スポットにもなっています。店内外では常にいろいろな国の言語が飛び交っているのが印象的でした。

お店の前はスカイツリーの撮影をするベストスポット

オープンまでのお話

「パリに流れるセーヌ川沿いにあるカフェ」をイメージし、公園・川沿い・スカイツリーの展望をキーコンセプトとしたそうです。立地は観光地浅草の目と鼻の先。平日は地元の人で賑わいますが、休日は海外からのインバウンド観光客の方で賑わいます。

公園内ということから、徹底して景観維持・環境への配慮を行ったそうです。例えば建物は経年劣化で時間が経つと建物の間伐材成分が下の土壌や河川に染み込んでいってしまうので、それを防ぐため建物の素材は特別な軽い木材を使用しており、これによって重みによる堤防への負担を軽減させています。

公園の景観に配慮したナチュラルな木材による外壁

景観を最大限に生かすために店内構造の工夫もされていました。例えば窓は天井高くまでガラス張りにすることで東側のスカイツリーや西側の桜の木がしっかりと見えるようになっています。西側の窓は少し傾いており、これはもともとあった公園の桜の木の枝を切らずにそのまま楽しむために、加工したそうです。

春になると桜を楽しむことができる

公園の中にあるカフェとしての役割とは

「公園の中にあるカフェとしての役割とは何か、を考えて新しい企画を生み出しています」とお話ししてくれた山口さん。
まず初めに公園を考えて連想したのは公園=四季が楽しめる場所。地域の季節もののイベントへ協賛することで公園を盛り上げています。また桜や紅葉が楽しめる店舗づくりも大切なポイントになったようです。

そしてもう一つは、公園=災害時の避難所。お店のトイレは店内ではなく外に設置をしており「誰でもトイレ」という名前で、一般の公園利用者にも開放しています。タリーズコーヒーでは2011年の東日本大震災の際に、当時のマニュアルにはなかったものの、各店舗で食料の提供や防寒措置を取ったそうです。隅田公園店は避難所にもなる公園の中の店舗だからこそ、特に防災の意識は強いとのこと。店舗として災害時帰宅支援ステーションに登録をし、正式に災害時のトイレの貸し出し、水や電気の供給に加え、AEDも設置しています。

お店の外にある誰でもトイレ

タリーズコーヒーの1店舗として

ビジネス街の街角や商業施設の中に進出しているイメージのあるタリーズコーヒーですが、ここ隅田公園店ではタリーズ初の公園内への参入となりました。お店づくりにあたり、公園という立地ならではのエピソードを山口さんに伺いました。

まず会社としてコミュニティーカフェという理念や地域密着というしっかりとしたテーマがあったことが良かったです。それによって地域住民の皆さんとの話し合いの会にも積極的に参加をし、地域との調整をつけることができました。ここ隅田公園店では店舗設置の前からヒアリングに力を入れて、下町台東区ならではの雰囲気が残せるようにお店づくりに努めました。また逆に課題と考えているのは出店した今後ともそのような地域の方との話し合いの場を持ち続けることだと考えています。

また、街のコミュニティに参加し貢献していく取り組みとして、隅田公園店では大江戸清掃隊というボランティアの地域清掃活動グループへ参加し、一緒に清掃活動に取り組むことでコミュニティとの繋がりを大切にしているそうです。

店内の様子。西側の天井は少し削られており、外の桜の木が中からも楽しむことができる。

最後に山口さんに隅田公園の一押しを伺うと、公園の北側のお花見スポットと教えてくれました。お花見というと同じ台東区の上野公園がとても有名ですが、隅田川沿いで見る桜もとてもきれいで絶好スポットだといいます。2013年の隅田公園店のオープン以来、タリーズコーヒージャパンでのお花見も隅田公園で開催されるようになったそうです。

隅田公園の北側。水辺のベンチに腰掛けると全席からスカイツリーを見ることができる。後ろの木は全て桜の花でシーズンには満開になりお花見が楽しめる。

タリーズコーヒーの周りには公園遊具も設置されている。

自分の地元の好きな公園から地域を活性化しようとしてくれているカフェがあると、お店にもまた親近感が湧いてきますね。

今回のインタビューではタリーズコーヒーの豆へのこだわりについても教えていただきました。タリーズコーヒーでは実際に社員の方が毎年複数回契約農家へ出向き直接買い付けを行っているそうです。そんなこだわりのお豆を使ったコーヒーを、隅田公園のロケーションで味わってみてはいかがでしょうか?

Tully’s Coffee 隅田公園店 Information

開店時間 9:00 ~ 21:00 休業日 なし
駐車場 なし
住所 東京都台東区花川戸1丁目1−31 隅田公園
地図
アクセス 東武伊勢崎線、都営浅草線、東京メトロ銀座線「浅草駅」より徒歩6分
公式サイト https://www.tullys.co.jp/

Park Information

隅田公園(東京都台東区)

2016.07.09
開園時間 常時開園 休業日 なし
入園料 無料 駐車場 あり
住所 東京都台東区花川戸1−1
アクセス 東武伊勢崎線・東京メトロ銀座線・都営浅草線「浅草駅」より徒歩5分
公式サイト

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